リピスタ神です、こんにちは。
今回は「アマゾンせどり商品で商標権侵害になる商品かどうかの判断のしかた」について解説します。
商標権侵害通知については以前の記事を参照していただくとして、本記事ではアマゾンせどり転売をしている限り付き合っていくことになる、メーカーからの商標権侵害通知をいかに事前に回避するかを考察したいと思います。
あくまでも僕やコンサル受講生、そして周囲の同業者たちなどの経験を通して得られたノウハウになりますので、これがすべて正しいというわけではありません。
また本記事執筆時点ではOKだったものでも、あなたがこれを読む時点ではNGということもあり得ますので、すべて自己責任のもと行動してくださいね。
商標権侵害は交通事故と心得よ
大前提として、いわゆるアマゾンを舞台とした単純転売（商品を小売りから仕入れてアマゾンで売って利益を得る商売）をし続けるかぎり、取り扱っている商品に対して商標権侵害通知が届くことを避けることは不可能です。
自分がメーカーになるなどすべての権利を自分が保有しないかぎりは、どうしても商標権侵害を100％避けることはできません。
ですから、商標権侵害通知を受けることを恐れることなく、仕入れの段階で最悪の事態を想定して仕入れから利益確保までを計算することです。
あらかじめ仕入れる商品がアマゾンで売れなくなった場合の逃げ道として、ヤフオクで売った場合に過去の落札相場でいくらで売れそうかを事前に確認しておくだけで精神衛生上安心して取り組めるでしょう。
メーカー独占で販売されている商品
僕の経験として、あまり積極的に扱いたくないなぁと思った商品をいくつかご紹介しておきます。
乳酸菌革命
するるのおめぐ実
フレピュア
実は商標権侵害の連絡がない商品もある
商標権侵害の通知を受けやすい商品はわかりやすいのですから、基本的にはメーカー単独がFBA出品している商品には手を出さないほうが良いんですが、実はメーカーが何も気にしていなくて、こちらが相乗り出品をしても一切商標権侵害の通知がこないという商品もあります。
そういう商品って、ものすごく売れるし、利益取れるし、継続的に売ることができれば主力の利益商品として大活躍間違いなしなんですよね。
ですから、できれば商標権侵害を恐れることなく、そういうおいしい利益商品を探すためにも積極的に独占商品を攻めていきたいわけです。
そこで参考になるのが、モノレートです。
商標権侵害の通知がこない独占商品は、その特徴としてモノレートの過去のセラー数が一定の動きをします。
たとえばセラー数が2名から増えずに、2名になった次の瞬間にすぐに1名に戻っている場合、出品後即売れということも考えられますが、すぐに商標権侵害で出品が取り下げられている可能性も高いです。
一方で、一時的にでもセラー数が2名以上、3名や4名に上がってから下がっていっているような場合は、メーカー側から商標権侵害の通知が出ておらず、他のセラーも好き勝手に売っている状態ということが想定されます。
わかりやすい事例として、先ほども出した「するるのおめぐ実」のモノレートを見てみましょう。
2018年の前半は出品者も多く商標権侵害を訴えてなかったと考えられますが、10月以降は徐々に減っていき、11月には完全に他セラーをシャットアウト、その後は誰も入っていけてないですね。
さらに、以下フレピュアも過去には相当多数のセラーが扱っていましたが、直近ではセラーが増えてもすぐに消されていることが読み取れるので、おそらく通知が届くでしょう。ただ初回限定で格安で仕入れできる商品なので、チャレンジしてみても良いと思いますよ。
商標権侵害商品の見極め方まとめ
ということで、今回はコンサル生から最近相談を受けた商標権侵害について、改めてまとめてみました。
以前書いた商標権侵害についての記事を補完するような内容だったかなと思いますので、商標権侵害について怖いと感じた人がいたらこれらの記事を読んで安心してもらえればと思います。
アマゾンせどり歴の長い僕でさえ、新しい商品を扱うときにはこれまでに書いた諸々の注意事項と、ヤフオクの過去の取引履歴をチェックしてから最終判断しますので。
初心者の方は、少しでも不安を感じたらその商品は仕入れずにスルーのほうが無難ですね。
それではまた。
