リピスタ神です、こんにちは。
今回は「アマゾンせどり転売で商標権侵害メールが届いたら対応すること」について解説します。
せどり転売初心者の方は特に、取り扱った商品に対して商標権侵害の通知を受け取ったら、まずビビります。
やっぱりせどり転売は怖いからやめたほうがいいかな、なんて考えもよぎるかと思いますが、正直そこまでビビる必要はないです。
今回の記事では、冷静に落ち着いて、この状況に対処するための方法論をお伝えします。
商標権侵害の連絡だけでセラーアカウント停止になることはない
まず大前提として、商標権の侵害があったからといって、即座にあなたのセラーアカウントが強制停止になるということはありません。
もちろんそれ以前に何度も通知が来ていたのに無視し続けているとか、悪質な対応をしているなら別ですが、たまたま何も知らずに商標権を侵害してしまったのであれば、その通知に従って正しく対処をすればそれ以降は何のお咎めもありませんから安心してください。
なお、商標権侵害の通知を受け取ったら、通知を受けたASINの商品は、通知を受けたセラーIDで販売継続することはできませんが、技術的には一度その登録商品を削除し、再度新しいSKUで登録しなおせば出品自体は問題なくできるようになります。
ですから、商標権の侵害を無視して販売を続けることは技術的には可能です。
ただ、上記のやり方で通知を無視し続けると、商標権を持っている会社はアマゾンに対して「何度通知を出しても販売し続けるから強制的に販売者のアカウントを止めてほしい」といったような相談をするはずですから、そういう悪質なセラーは間違いなく垢バンとなるでしょう。
つまり、侵害をしてしまったならば素直に非を認めて、二度とその商品を扱わなければいいだけということです。
商標権を侵害してしまった後にやるべきこと
商標権侵害の通知を受け取った時点で自動的に当該商品の出品は停止されますので、まずはその商品をすべて自宅(または外注先)などに返送手続きを取りましょう。
セラーセントラル在庫管理メニューの「販売不可在庫の返送/所有権の放棄」から実行できます。
返送処理には数日かかりますが、無事に処理が完了してFBA倉庫の在庫がゼロになったら、次にその商品の登録そのものを削除します。
在庫管理ページから商品を選択して、「商品と出品を一括削除」でデータを削除してしまいましょう。
やるべきことは、この2点のみです。
当該商品の購入者などに連絡する必要もありませんし、アマゾンに対して何か謝罪的なメールを送る必要もありません。
- 販売不可在庫を自宅などに返送する
- 商品と出品を一括削除する
商標権侵害メールが届いたらまとめ
ということで、今回は「アマゾンせどり転売で商標権侵害メールが届いたら対応すること」について解説しました。
あまり難しいことはなく、落ち着いて対処すれば全く何も問題は起こりません。
アマゾンせどり転売で様々な商品を扱っていれば、間違いなく1度や2度は商標権侵害の通知は受け取ります。
これは交通事故といいますか、新規商品を積極的に開拓し続けていればいずれ訪れるものですので避けられるものでもありません。
ですので、やはり常に意識したいのは【もしこの商品がアマゾンで売れなくなったらどうするか?】ということを事前に想定して仕入れするということ。
仕入れ判断の時点で、アマゾン販売不可になったらということを織り込んで計算しておけば恐れるものは何もありません。
それではまた。