アマゾンFBA倉庫からヤフオクで販売した商品を送れるマルチチャネルを使い倒そう

リピスタ神です、こんにちは。

今回は「アマゾンFBA倉庫からヤフオクで販売した商品を送れるマルチチャネルを使い倒そう」と題して、意外と知られていないアマゾンFBA倉庫のマルチチャネルという配送サービスについて解説します。

ある程度アマゾンセラー歴が長い人は使いこなしている人も多いのですが、まだまだスタート間もない新規セラーさんの中には、アマゾンFBA倉庫から自分の好きなところに荷物が送れるサービスがあるということすら知らない人もいるかなと思いまして、記事にしてみました。

アマゾンFBA倉庫からどんなところにでも発送できる

もしかしたらあなたにも、楽天やヤフーショッピングで購入した商品がアマゾンの箱に入って送られてきた、なんて経験があるかもしれません。

そういうものはすべて、販売者がアマゾンの倉庫に荷物を入れておいて、注文が入るたびにセラーセントラルから住所等を入力して発送しているに違いありません。

このサービスのことを「マルチチャネル」といい、僕らアマゾンセラーはいつでもどこでも好きな場所に納品済みの商品をFBA倉庫から発送することができます。

主な利用用途としては、ヤフオクやメルカリなどで販売した商品の発送ですが、他には先ほど書いたヤフーショッピングや自前のウェブショップでアマゾンと並行して販売している場合などが考えられます。(この場合は、アマゾンFBAを発送代行として使っている感じになりますね。)

 

誰でもいつでもすぐに利用開始できる

マルチチャネルサービスを利用し始めるには、何か申し込みをしないといけないのかというと、まったくそんなことはありません。

アマゾンセラーセントラルにログインでき、発送したい商品がFBA倉庫にあれば、誰でもいつでも1分後に使い始めることができます。

ただし各種手数料と、多少のハンドリングタイムが発生しますので、今日オーダーして明日に荷物が届くということではありません。

マルチチャネルサービスの詳細は下記のアマゾンページに記載がありますが、特に利用前に意識してほしいのは料金体系ですね。

ヤフオクやメルカリで販売する場合には、きちんと送料がどの程度になるのかを把握して販売価格を決めなければなりませんし、そのあたりはどんぶり勘定ではいけませんから。

アマゾン・マルチチャネルサービスの詳細

僕は主に小型か標準しか利用しませんので、高くても360円ということで理解していますが、全国一律で360円であれば非常に割安に感じます。(標準サイズレベルの全国一律配送ができる郵便局のレターパックが510円ですからね。)

 

マルチチャネルの利用手順

それでは具体的にマルチチャネルの具体的な利用手順ですが、大きく2ステップになります。

在庫管理画面から配送したい商品を指定する

ASINがわかればそれが一番いいですが、商品名で検索して見つけることもできるでしょう。

商品を見つけたら、左側のチェックボックスにチェックを入れて、プルダウンメニューから「FBAマルチチャネルサービス依頼内容を新規作成」を選択します。

発送先住所情報などを入力する

次のページで発送したい商品、発送先の住所、および発送に際してのメッセージ等の情報入力画面になりますので、間違いのないように入力して「続ける」ボタンを押しましょう。

その後、最終確認画面を経由して完了となります。

発送処理は1日~2日で完了し、FBA倉庫から指定した住所宛てに商品が発送されます。(配送状況も後から確認できます。)

そのほかの詳しい手続き方法などについては、アマゾン出品大学に出ているPDFを読んでみてください。

 

アマゾンFBAマルチチャネルまとめ

ということで、今回はFBA倉庫から荷物を発送できるマルチチャネルサービスについての解説でした。

アマゾン以外の媒体で同時並行的に販売活動を行っている人にとっては非常に有効な配送手段だと思いますし、何らかの理由で販売差し止めとなったアマゾン倉庫の商品をヤフオクやメルカリで処理する場合などにも利用できますので、ぜひ今後有効に活用してみてくださいね。

アマゾンで売れなくなっても、ヤフオクで売れるという商品はまだまだありますからね。

それではまた。