リピスタ神です、こんにちは。
今回は「アマゾンセラーアカウントの複数運用におすすめのリモートデスクトップはここだ!」と題して、複数のアマゾンセラー運営に必須のリモートデスクトップについて解説してみます。
以下の記事でも触れていますが、アマゾンのセラーアカウントを複数運営は、月商200~300万円を超えたあたりの人にとっては必須の課題です。
複数のセラーアカウント運営は、あなたのセラーを守るだけではなく、売上金などの資金面の保全や、万が一アカウント停止(垢バン)に陥った際の柔軟な対応に役立つなど、おそらくあなたが現在想像している以上にメリットばかりです。
僕のコンサル生にも月商200万円を超えたら2セラー運営を検討しましょうと指導していますし、周囲の仲間たちも皆、最低でも2つ、多い人は5セラーくらいで動かしているというケースもあります。
今回は、複数セラーの運営とIP分散について詳しく掘り下げてみます。
アマゾンのセラーを複数運営する上で必要なIP分散とは
セラーアカウントを複数持って運営する上で最も重要なことのひとつに、IPを分散するという点があります。
IPとは、あなたがどこからネットにアクセスしているかを示す住所のようなものです。
セラーAとセラーBで全く同じIPからアクセスし続けていると、アマゾンは「セラーAとセラーBはあなたが運営しているセラーである」と認識し、仮にセラーAまたはBが垢バンを食らった際、同時にもう一方のセラーも道連れ垢バンになってしまうと言われています。
このような事態を避けるため、IP分散してセラーを管理することはアマゾンせどり転売プレイヤーにとっては常識です。そしてそれを最も確実に実現する方法が、リモートデスクトップによる運営です。
IP分散のほか、大切な点としてはセラーセントラルにアクセスするパソコンを分けるということも言われていますが、たとえば自宅にパソコンを2台用意し、ネット回線も2つ用意して、セラーAとセラーBでそれぞれ別々のパソコン&ネット回線で管理するという方法も不可能ではありません。
ただ、僕自身は頻繁に海外出張していたり、世界中どこにいてもパソコン1台で仕事をするスタイルに決めているので、複数台のパソコンを持ち歩くこともできませんし、自宅以外の場所で2セラーにアクセスする方法がありません。
ですので、自宅にいても外出していても全く同じ環境で運営できるという点で、リモートデスクトップによるセラー運用は僕にとっては必然なのです。
リモートデスクトップの概要
これまでリモートデスクトップという言葉で統一してきましたが、一部のサービスではそのサービス名称を「VPS」や「デスクトップクラウド」などと呼ぶことがあります。
いずれの場合もやることは同じで、外部のサーバー内にあなただけのウィンドウズ環境を準備して、リモートデスクトップ接続を通して、遠隔的に別のパソコンを操作するという作業になります。
ですので、セラーAにアクセスするときにはAのリモート環境を使い、セラーBにはBの環境を使うというふうに物理的に接続先を切り替えることで、100%人為的なミスをなくして、各々のセラーセントラルにアクセスできるようになります。
使い方は難しくありませんし、一度覚えてしまえば誰でも何台でも操作できます。僕はセラー1つに対して1つずつリモート環境を持っていますので、それぞれのセラーアカウントにアクセスして納品プランを作ったりします。
ただし、日常的なセラーの売り上げ状況のチェックはプライスターやマカドからアクセスすれば足りるので、リモートで接続するのは納品プランを作るときや商品登録をするとき、それぞれのセラーにメールが届いたとき、またはセラーセントラルで設定をいじるときなどでしょうか。
おすすめのリモートデスクトップサービス
では、実際に僕が利用しているサービスを含めて、おすすめのサービスを紹介します。
過去には複数のサービスをご紹介していたのですが、結局なんだかんだ以下のお名前コムを選択する人が多いので、もうここだけでいいんじゃないかなと思います。
お名前コム リモートデスクトップ(FX専用VPS)
FXの自動売買用という表現にはなっていますが、Windows環境下で、問題なくせどりのセラーアカウント管理として使えます。
2019年~2020年にシステムを一新したということで、メモリ2GBの「毎月1650円」プランで十分にストレスのない動作が確認取れてますので、今の僕の3セラー用はこちらで管理させてもらっています。
まとめ
ということで、今回は「アマゾンセラーアカウントの複数運用におすすめのリモートデスクトップはここだ!」についてまとめてみましたが、いかがでしたか?
初心者さんにとってはあまり聞きなじみのない複数セラー運用とリモートデスクトップですが、月商が200万円を超えた人であれば必ず通る道だと思いますので、ぜひじっくりと検討してみてください。月額2000円~3000円程度は垢バン対策の保険と考えれば必要経費です。
僕のように常に外に出歩いている人でなければ、自宅パソコン+ネット回線もうひとつという選択肢もありますし、むしろそのほうが動作ストレスなくサクサク動いてくれるので良いとは思いますが、ヒューマンエラーを100%回避するという意味でもリモートデスクトップでそれぞれのセラーを固定して運用したほうが良いと僕は判断しています。
リモートデスクトップの接続方法とか、使い方とか、もっとどこを注意して取り組めばよいかとか、とにかく質問あればいつでもご連絡くださいね。
それではまた。