アマゾン出品大学のデータを使って仕入れする方法

アマゾン出品大学のデータを使って仕入れする方法

リピスタ神です、こんにちは。

今回は、【アマゾン出品大学のデータを使って仕入れする方法】と題して、アマゾンが無料で提供してくれる優秀なデータ「アマゾン出品大学」を利用して、ランキングが高く、回転の良い、儲かる商品を仕入れる方法について解説してみます。

アマゾン出品大学のデータを利用することで永久にリピート仕入れをしている人がいるほど、アマゾン出品大学の各種データは非常に利用価値の高いデータとなっています。

エクセルを活用してデータマイニングをしますので、エクセル操作が苦手な人にはちょっと不向きですが、それも慣れれば大丈夫。儲かるとわかっているデータですから積極的に活用しちゃいましょう。

それでは、スタート!

 

アマゾン出品大学データの活用方法とは?

すべてのセラーに平等に公開されている「アマゾン出品大学」のデータですが、最近までは一部のセラーの間でしかその活用方法は広まっていませんでした。

ですが、僕のようにアマゾンせどり転売の情報発信をしている人たちが増えたことで、アマゾン出品大学のデータの活用方法や、データをもとにしたリサーチ方法が公開され始めてから、徐々に世間にも浸透してきたように感じます。

さらに、アマゾン出品大学のデータはエクセルで加工して利用することになりますので、エクセル操作技能は必須です。エクセル操作が苦手という方は、ぜひこの機会にデータの取り扱いに慣れて、アマゾンが提供している儲かるデータをあなたの利益に生かしてみてくださいね。

 

アマゾン出品大学データのダウンロード手順

まずはセラーセントラルにログインして、画面一番下を見てください。一番下にある「アマゾン出品大学」をクリック。

左メニューの「レポートとデータを活用しよう」から、「出品おすすめデータ」を選択します。さらに次のページで「出品おすすめデータを見る」をクリックして進みましょう。

次のページで各カテゴリごとのデータへのリンクがまとまっていますので、調べたいデータをクリックしてエクセルデータをダウンロードしましょう。

なお、データは毎週火曜日に更新され、各々1000SKU分のデータがアップされるようです。更新があったデータにはNEWマークが表示されていますので、自分が過去にダウンロードしたものと比較したい場合にはNEWを参考にすると良いでしょう。

 

データの見方と活用方法について

ダウンロードしてきたアマゾン出品大学データは、情報の宝庫です。

データ左から、順位(1000位まで)、サブカテゴリ、ASIN、JAN、商品名、ブランド、FBA推奨、出品数、FBA出品数、直販出品、最低価格となっています。

この中で僕が注目するデータは、ASIN、JAN、商品名、ブランド、FBA出品者数、直販です。

ASIN

ASINはアマゾンリサーチの基礎データになりますので、すべてのデータリストを紐づけするためのキーになります。ASINから何らかのデータを導き出すことができますので、一番重要なデータになります。

JAN

あらゆる商品には固有のJANコードが付与されています。卸問屋に価格を問い合わせたりする際に必要なコードになりますので、こちらも重要なデータになります。JANコードをキーにすることで仕入れ間違えなどもなくなります。

商品名とブランド

ネットショップや卸問屋でのリサーチに必要なデータになります。特に卸問屋に対しては当該ブランドを取り扱っているかどうか、取り扱っている場合の商品リストと価格表などを請求することも可能になります。ASINから割り出されるリストと、卸問屋からの仕入れ価格のリストを比較することで、価格差がある商品を卸問屋から仕入れれば良い、ということになりますね。

もちろん各商品をどの程度仕入れればいいかというのはまた別の確認作業が必要になりますが、基本的なリサーチの流れはとてもシンプルだということがご理解いただけると思います。

FBA推奨

こちらに〇がついている商品は、現時点でFBAセラーがゼロ状態という意味ですから、積極的にFBA納品することでカートを取りやすい状態だということです。価格差を見つけて仕入れることができれば、自己発送出品者よりも多少価格をあげてもカートが取れるでしょう。

FBA出品数と直販

特に気にしてほしいのがFBA出品数です。出品数のほうは自己発送セラーですから、あなたがFBA納品すれば間違いなくカート獲得競争では優位に立てますので無視しても構いません。また直販というのはアマゾン本体が現時点で出品しているかどうかの判定になりますが、過去に販売していて今のタイミングだけ在庫切れという場合もありますので、こちらは一度Keepaなどで再チェックする必要があります。

最低価格

一応最低価格もチェックしましょう。この価格をベースにして、これよりも安く仕入れることができるならば仕入れ対象になりうる商品であると判断することができます。が、最終的な仕入れ判定には最低価格よりもカート価格のほうが重要になりますので、別途ASINからカート価格を割り出しましょう。

参考
ツールを使わずにASINからカート価格を抽出する方法

 

まとめ

今回は、【アマゾン出品大学のデータを使って仕入れする方法】についてまとめてみましたが、いかがでしたか?

アマゾン出品大学のデータは、使える人にとってはまさに金のなる木です。僕の場合は、主にアマゾン出品大学データを卸問屋仕入れに活用しています。

具体的には、取引のある卸問屋に対して、ランキングの高いメーカーやブランドの取り扱いがあるかを確認します。確認が取れたら、アマゾン出品大学で得られた売れ筋データのうち、各ブランドで売れ行きの良いものをピックアップしてリスト化し、卸問屋に見積もりを依頼します。

卸問屋にはJANコードをキーにして商品名や価格をエクセルデータでもらえるように指示しておき、届いたエクセルデータはJANコードをキーにして、カート価格、アマゾン手数料、手残りを計算したエクセルに落とし込み、仕入れ価格と手残り価格を比較して利益が残るものだけを抽出し、そこからさらに詳細を手作業でリサーチするという流れです。

データの扱いに不慣れな人にはちょっとイメージがわかないかもしれませんが、そんなに難しいことはしていません。

データリストをちょっといじっただけで、出品すればすぐに売れる、価格差のある商品が簡単にリストアップされます。あとはそれをひとつずつチェックしていき、確実に利益の残るものだけを、一定期間で売り切れる数量仕入れるだけです。

もちろん僕の方法以外にも様々なデータ活用法があるかと思いますので、ぜひあなた自身の究極のデータマイニングリサーチ法を見つけてみてくださいね。

それではまた!