アマゾンFBAに納品したのに個数が合わない時の対処法

受領差異の照会で補てんしてもらう

リピスタ神です、こんにちは。

ブログには全然書く機会がなくて今日になってしまったんですが、そういえば知らないうちにアマゾンの納品数の差異に関して、一切アマゾン側から連絡がなくなってしまったんですけれども、そのへんセラーの皆さん把握していますか?

↓の画像を見てもらうとわかるとおり、納品プランを作成してから納品が完了するまでステータスが変化していくわけですが、ここで完了となっているものでも納品予定数と、実際に納品完了した数に差がある場合に、どのように対処すればいいのか?

というのが、今回のブログ内容になります。

発送数と受領数の差異

アマゾンは良くも悪くもアメリカ企業である

過去の記事でも同じようなことを書いたりしてますが、アマゾンは良くも悪くもアメリカ企業であり、相手方が主張しないことは相手方は納得していることと判断して処理していきます。

ジン
アメリカは主張主義(手を挙げた人が勝つ)で、自分の意見を言えない人は負けていく社会構造になっています。

今回のテーマである「納品数に対して完了数が少ない」という場面であれば、シンプルに考えて、納品予定数が100に対して、納品数が99であれば、当然1個なくなっているわけですから、これはアマゾンの納品作業に問題がありますよね。でも、手を挙げないと何もなかったとして処理されてしまいます。

もちろん大前提として自分が絶対に100個送ったという事実があることが大切なんですけれども、アマゾンは100個予定に対して99個でしたと報告するだけで、その後は特に何もしません。

なんで?

って思いますよね。

納品予定数に対して1個足りませんでしたよー、っていうメールが以前は送られてきてました。

以前って、んー、いつだったか忘れましたが、数年前は、ですね。

でも最近は一切そういうメールが届かなくなったので、僕らはこの数字もしっかりと管理する必要があります。

意外と受領差異は多いですよ

冒頭に示した画像は僕が持っているセラーのうちの1つですが、この数ヶ月にも3件の相違ケースが確認できます。

僕は現在4セラーを管理していますが、単純計算で3件×4セラーですから、3ヶ月程度の間に12件の相違がありそうだということなんです。

これを放置すると、12アイテムが自動的に失われ、商品代金+利益が消えていっているという計算になります。

怖くないですか?

僕は本当に恐ろしいと思っているので、シビアに数字を見ています。

納品数と完了数の差異に対するクレーム手順

アマゾンを販売場所としてせどり転売をスタートして間もない人は具体的にイメージできないかもしれませんが、こういうことが日常的に行われているのがアマゾンです。

せどり転売は利益商品を見つければ勝ちみたいな部分も確かにありますが、このような守りのセラー管理を把握できていないと、儲かるものも儲かりませんからね、しっかりと身につけていきましょう。

で、実際に納品数と完了数の差異に対してクレームする手順なんですが、やり方はとてもシンプルです。

納品プラン管理から差異のあるものを見つける

まずは冒頭で示した画像のページにアクセスして、受領差異がないかをチェックします。

これは当然毎日やらなくても良くて、納品してから1週間くらい後で問題ないです。

納品プランの管理ページは、トップメニューの在庫→FBA納品手続きです。

ジン
ステータスが完了になってからクレーム処理できるのは数日後からです。

どの商品に差異があるかを確認して仕入れの証拠資料を準備する

クレームを出すためには、事前の準備が必要です。

それが、具体的にどの商品に差異が生じていて、その商品を最近いくつ仕入れていたのかを証明する資料の準備ですね。

店舗仕入れの場合はレシート、メーカーや問屋の場合は納品書(請求書)、電脳仕入れの場合は注文確認メールなど。

注文者や発送先住所などは黒塗りにしても問題ないとされているので、とにかく大切なのは客観的に「私は〇〇という商品を、いついつに〇〇個仕入れましたた。」ということが客観的にわかる証拠資料です。

仕入れ証拠資料の大切なポイント

日付が古すぎるのもNGですし、提出する資料の仕入れ数が1個なのに、納品した数が2というのはダメですよ。

できるだけ納品差異の事実と全く同じ数の資料が望ましいです。

つまり、発送数5、受領数4で差異が1のものを見つけたら、同じくその商品を5個仕入れた資料を準備して提出するのが正しい行動です。

受領差異の照会を実施

クレームを出す処理は、受領差異の照会タブのページから実行します。

先ほどのリストで差異がある納品プランを見つけたら、画面右側の「配送状況の確認」をクリック。

表示される画面で「受領差異の照会」タブを押して、進みます。

受領差異の照会2

↑画面になったら、なぜ差異が生じているのかの選択肢で「行方がわからない-調査を依頼」を選択し、準備しておいた仕入れの証拠資料を添付して、補足コメントを添えて実行です。

すべて問題なく受理されれば、まずテクサポから倉庫に確認をしている旨の連絡が届き、その後商品を見つけた、または紛失したから補てんというメールが届き、補てんされるという流れになります。

ご担当者様

Amazonテクニカルサポートよりご連絡いたします。

『納品番号:*****』の受領差異について倉庫側より報告がありました。本件調査の結果、商品の発見には至らなかったとのことです。誠に申し訳ございません。

お送りいただいた商品は倉庫内に存在しており、今後発見されることも考えられますが、確証がない中、延々とお待たせすることも出来ませんため、現時点で未発見の商品については紛失した商品と同等の扱いとして補てんさせていただきたく存じます。

『納品番号:*****』

本日から5日以内に補てん額の『合計:****円』が出品者様のアカウントへ『その他』の名目で計上されますので、折を見てご確認をいただければと存じます。

また、補てん金額につきましては、市場価格や該当商品が当サイトでお取引成立した価格を参照にAmazonのシステムにて手数料を差し引いて算出した金額となりますため、出品者様の設定された価格とは一致しないことがございますことをご容赦ください。

アマゾンに紛失されたら正しく補てんしてもらおう

ということで、今回は最近アマゾンからメールが来なくなった納品完了時の受領差異をチェックして補てんしてもらう手順について解説しました。

納品したら絶対に間違いなく作業完了してくれると思いきや、アマゾンFBA倉庫も結局受領作業は人が実施していますから、何かがなくなるということは往々にしてあります。

また、FBA倉庫で一度受領しても、そのまま別FBA倉庫に転送されるというケースもあり、受領時は問題なかったけど転送したときに1個なくなってしまうなんて話も結構あるみたいですから、僕らは常に自分が発送した商品に最後まで責任をもって取り組む必要があります。

アマゾンは大きな企業だから信頼できると変な安心感を持っている人は、今一度この点を再確認してみてください。

もしかしたら過去納品した商品がたくさん紛失しているかもしれませんよ。

ではまた、リピスタ神でした。