リピスタ神です、こんにちは。
最近はブログをほぼ毎日リアルタイムに更新させていただいていますが、それが理由なのか、個別にお問い合わせをいただくことが増えてきました。
その多くはこれから初めてせどり転売にチャレンジする人というよりはむしろ、すでにせどり転売を知っていて、実際に何らかのせどり転売を実践したことがあり、でもうまくいっていないという人が多いです。
初心者で僕のことを見つけたなら本当にラッキーなことです。
むしろ大多数の人は、有象無象のせどり転売情報、偽物の物販コンサル、詐欺的なせどり塾に騙され続けているのが現状ではないでしょうか。
ちょっと調べれば、せどり塾がバックエンドに売られてる無料オファー案件がすぐに見つかりますからね、中身の薄いローンチ型の高額塾はこれからも続くし、これからも騙される人はたくさん出ると思われます。
僕自身、自分のせどり転売スタイルが固まり、今のように安定して月商1,000～2,000万（月収100～300）の間をウロウロするになるまでは、せどり転売の森に迷い込んでいた時期がありました。
僕が始めた頃はせどり転売の黎明期で、信頼できる情報も少なく、手探り状態でコツコツと進めていました。
なので、あなたのそんなモヤモヤした気持ち、よくわかります。
そして、それを打破する方法も知っているつもりです。
ということで、ここ最近もらう質問というか相談というか、その内容と僕からの回答をシェアしたいと思います。
せどりツールを過信する人が多すぎる件
まず、僕のせどり転売スタイルを簡潔にまとめると、
- 会社組織にせず、一人で作業をする（納品代行は使う）
- ノートパソコン1つですべての作業ができる
- どこに住んでいてもネットにつながっていればOK
- ツール類は一切使わない（拡張機能やプライスターは例外）
- 中古は品質管理が面倒くさいので扱わない
- 誰でも今日からマネできる（再現性が高い）
という、特別なことは一切していない環境で仕事をしています。
僕は仕事よりも家族との時間や人生そのものを重視しているので、いつでも好きなときに子どもと遊んだり、キャンプしたり、山登りしたり、ダイビングに行ったり、海外旅行したり、そんな人生を送りたくて、それができる仕事スタイルを求めて、逆算したらこうなりました。
月商がこれだけ大きいのにツールを一切使わない、しかもたった1人で完結しているという点に驚かれることは多いです。
特にツールの部分は、結構多くの人が「優秀なツールを使わないと利益商品が見つからない」と勘違いしているようでして、稼いでいる人はその人しか知らない秘密のツールを使っていると疑う人も多いようです。
なので、今日は「せどりツール」に対する僕の考え方について重点的にお話ししていきます。
せどり転売の世界に「万人に共通の正解」は存在しない
僕のせどり転売は、新品の食品やサプリメントなどを、ネットショップ（楽天・ヤフショ含む）で仕入れて、直接納品代行に送り、それをアマゾンFBAで転売するという流れで成り立っています。
言い換えると、僕は仕入れた商品を一度も見ることなく、アマゾンに納品するためのシールなどを貼ることなく、外出することなく、パソコンをカタカタやるだけで、商品を販売し、毎月100万円以上稼いでいるということです。
また、家電、ゲーム機、コミック、各種メディアなどは99％扱っておらず、食品＆飲料、ドラッグストア、ビューティといったカテゴリに特化して、月商1,000万を作り出しています。
そんな月商1,000万プレイヤーがいる一方で、インターネット上に乱立する「せどり転売」に関するブログやメルマガを見ていると、中古ショップで利益を上げている人もいれば、コミックセットのみで月収100万稼いでいる人、ゲームだけの人、中国輸入だけの人、イーベイ輸出だけの人、自分は物販してないのに物販のやり方を売ってる人（ほんとかよ）、まあいろんなジャンルに特化している人がいますよね？
おそらく過去の僕であれば、これらの情報を見れば見るほど、迷うと思います。
どれが本当なの？ と。
あっちもよさそう、こっちもよさそう、どれが本当に正しい情報なのか…..。
ーーー。
人にはそれぞれ、個性（性格）と環境があります。
たとえば僕なら電脳オンリーで一人で完結するスタイルが正解だったわけですが、僕の周囲には全く異なるやり方で同じくらい稼いでいる人たちは大勢いて、それはその人たちにとってそれが正解だからですよね。
問屋仕入れで成功する人もいれば、中国輸入で成功する人もいるし、輸出で大当たりの人もいれば、店舗せどりに特化して成功する人もいます。
- 一人で黙々とやるのが好き or 組織的に活動するのが得意な人
- 都会に住んでる人 or 田舎に住んでる人
- 対人関係は弱いがパソコンやデータに強い人 or 問屋やメーカーなどとの折衝がうまい人
- 独身で何時間でも自由になる人 or 子育て中の主婦で自分の1時間も作り出せない人
ありとあらゆる環境と個性が完全に一致する人はいません。全員が違うんです。
そういうふうに考えていくと、万人に共通の答えなんてないのは当然ですよね。
ツールはあくまでもツールである
たとえ話をしましょうか。
フランス料理店の厨房に長年立ってきた人と、人生で包丁を一度も触ったことない人がいたとして、その2人に、同じ食材、同じ調理器具を提供しても、最終的に出てくる料理がまったく違うのは想像できますよね？
せどりツールは、調理器具と考えればわかりやすい。
食材とは、ASINであり、販売価格であり、ポイントであり、アマゾンで販売されている商品に付随するあらゆる数字（データ）です。
自分が目指しているのが中華なのか和食なのか洋食なのかも確認せず、どういうレストランを経営したいのかも決めずに、高性能な調理器具と最高級の食材があっても、おいしい料理なんて出せないし、心地よい空間を作ることなんて絶対にできないですよね。
どんなに優秀なせどりツールを手に入れたとしても、基盤となるあなた自身のせどり転売の知識、どういうスタイルが自分にとって最適なのかがわかっていない状態で使いこなせるわけはないし、満足のいく結果なんて出せるわけありません。
ツールはあくまでもツールであって、あなたの煩雑な作業を楽にしてくれるだけ。
包丁でみじん切りしたり、手ですりおろす作業を、ツールがより簡単にやってくれるだけです。
どのようにデータを扱えば、どのような結果が待っているのか。
そういうことを知らないうちにツールを手に入れても、宝の持ち腐れになるだけですよ。
ツールは万能ではありません。
もし誰でも儲かる万能ツールと喧伝して売っているものがあれば、それはすぐに使い物にならなくなる（10人が使えば飽和する）ツールですから、そんなものに価値はありません。
結論：まずは自分のスタイルを考えよう
ということで、今日の結論です。
勘違いしてほしくないのは、僕はツールに頼ったせどり転売を否定するわけではないということ。
「何か」や「誰か」に依存するのが怖いだけで、代替可能で便利なツール（たとえばプライスター※とか各種拡張機能）については積極的に利用するべきだと思っています。
ツールを使わないと利益商品のリサーチができないとか、ビジネスの根幹部分を他人が管理しているものに依存するのは大変危険です。
そのツールがなくなったら、ツール管理者がいなくなったら、ビジネスが成り立たなくなるというのは不安定すぎますし、10年後もそれがあるのかは誰にもわかりません。
まあ極論言えば、僕らはアマゾン、楽天、ヤフショなど、外部環境に依存して商売させてもらっているんですけども、少なくともこれらの大企業が10年後になくなっていることは考えづらいです。
いずれにしても、ツールを使って作業を効率化することを考える前に、自分自身のせどり転売スタイルを確立することが先決でしょう。
- 目指す月商と月収はどの程度なのか。
- 完全電脳でなのか、店舗せどりも併用するのか。
- 楽天ヤフショで仕入れるのか、メーカーや問屋との取引も行うのか、それとも両方進めていくのか。
- 一人でやるのか、従業員を増やして組織的に進めるのか。
- 自分の得意ジャンルをどのカテゴリにするのか。
- 国内転売なのか、輸入なのか、輸出なのか。
それらを決めるためのメジャー（判断材料）は、ネット上に無料でたくさん転がっています。
高額な塾、コンサル、情報商材を買う前に、やれることはたくさんあります。
今日からそういうものに頼るのは一旦停止して、無料の判断材料をたくさんインプットしてから、あなただけのせどり転売スタイルを考えてみてはいかがでしょうか。
これまで数万円する情報商材や高額塾に入っても成功できなかった人は、おそらく軸足がブレていたことが原因です。
あなた自身のせどり転売の「軸（スタイル）」さえ固まってしまえば、それ以外のことには見向きもしなくなるでしょう。
僕でよければ、あなたの目指す具体的なゴールと現在の環境などお話を聞いた上で、最適だと考えられるアドバイスはいつでもさせていただきます。
一人で悶々と考える日々が続くようであれば、いつでもご連絡をください。
