【融資】資金に困っているせどり転売プレイヤーは今すぐ公庫か商工中金に走ろう

新型コロナ対策融資を活用しよう

1,000万円の融資がほぼ確定的になって今からワクワクしているリピスタ神です、こんにちは。

GWに入って皆さんあまりブログをじっくりと読む時間もないかなということで、今日は軽めに。

※明日は大切なお知らせが控えているので少し長めになりますが。

 

先日、公庫(日本政策金融公庫)に行って「新型コロナウイルス感染症特別貸付」の申し込みおよび面談に行ってきたんですが、毎年赤字で決算している僕の会社でも、固定費や販管費の支払い負担を軽減するという目的で1000万円融資を受けることがほぼ確定しました。

ほぼと書いているのは、まだ融資実行まで時間があるので本当に実行されるかどうかは振り込まれてくるまでわからないからという理由ですが、もう仕入れるものは決まっているので銀行にお金が振り込まれてくるのを待つのみです。

そして、この話題はすべてのせどり転売プレイヤーにお勧めの超優良融資案件になりますので、融資や借入を検討している方へ向けて参考情報をとしてシェアしておこうと思います。

事業者であればほぼ確実に融資は実行される

公庫の担当者と色々と話しましたが、結論から言うと、(コロナの影響を受けていようがいまいが)いま資金繰りに困っている会社に対しては、ほぼほぼ全員に融資実行しているというのが現状のようです。

無担保無保証人で利率も超絶低いという超優良条件にも関わらず、大赤字の会社に対しても最低限度の枠で融資実行するあたり、国のカネだからこそ成せる技です。

融資を受けることができない人や会社は、たとえばすでに当該法人が別のところで多額の借金をしていて、今回のコロナ融資をその借金返済に充てるようなことが想定される場合などだそうです。

あくまでもコロナ融資はコロナウイルスの影響で売り上げが下がり、給料払えないとか家賃払えないとか一時的に苦慮している事業者への特別貸付ですからね。

で、話を戻しますが、僕らのように主となる事業がせどり転売だとしても、帳簿上は仕入れて売るという「小売り業」ということになりますので、今年3月の売上が昨年3月の売上から比例して5%以上下がっているのであれば、これは普通に申請することができます。

提出する数字はすべて「自己申告」

売り上げが伸びている会社ではコロナ融資を受けることはできませんが、たとえばこれから5月の売上を意図的に下げて、昨年5月と比べて明らかに売上減少してるでしょ、と見せることができれば、どのように数字を作ったにせよ、融資は可能ということでした。

そもそも、そんな既成事実を作るという面倒なことをしなくても、今回の融資で提出する「売上減少申告書」は昨年に比べて今年の●月の売上が下がりました、と自己申告するフォーマットになっていますから、昨年の数字は決算書から導かれる一方、今年の売上は完全な自己申告であり、何らの客観的資料(税理士のハンコがついてある試算表とか)は一切必要ありません。

この点、誤解を恐れずに言えば、誰でも適当な数字を書いて提出することだってできてしまうという穴だらけの申し込み方法となっています。

上記諸々の条件から、(それが道徳的に良いか悪いかという話は置いておいて)コロナウイルスの影響が日本全国で大きくなっている今、経歴のある事業者であれば(ほぼ確実に)誰でも融資を受けられると言うことができそうです。

ただし、面談を少し先延ばしされて、税理士の客観的評価を受けた月次の試算表がないと承認しないというダメ出しを受ける可能性は否定できませんから、この点は自己責任で行動すべきところではありますね。

融資の申し込み方法と手順について

融資の申し込みについては、僕がブログで諸々説明するよりも直接公庫のウェブサイトの詳細を見ていただくほうが良いかと思います。

というのも、コロナ融資関連のパンフレットPDFは常にアップデートされていて記述内容の修正や手続き方法の変更などもありそうですし、直接最寄りの公庫に電話もしくは直接来店して担当者と話をするほうが確実と思われます。

ジン
電話で事前に確認をして、来店時には過不足ない書類を準備して申し込み完了する流れがベストです。

新型コロナウイルス感染症対策貸付

僕がやった作業は、↑のページに掲載されている書類をすべてダウンロード、目を通して、必要書類に記入押印後、書類を持参しただけです。

作業時間的には1日もかかっていません。

決算書はすでに手元にあったので、それ以外の書類への記載などで1時間程度ですかね。

なお、事業者は2期分の決算書を求められますが、まだ創業して間もない場合には1年単位ではなく、月単位で売上の推移を記載すれば良いことになっているので歴史の浅い会社経営者の方でも問題なく申請はできますよ。

商工中金も同じような貸付を行っています

公庫と同様に、商工中金という政府の資金が入った金融機関も似たようなコロナ融資を実施しています。

新型コロナウイルス感染症特別貸付

こちらについては僕もまだ未実施ではありますが、公庫と同じくらいのハードルの低さで融資実行されているという経験者からの話を聞いていますので、5月に入って4月の結果を税理士さんとまとめてから申し込みしようかなと思っています。

商工中金の貸付に必要な提出書類も公庫とほぼ同じになっていますので、書類についてはあまり悩む必要はなさそうです。

融資を受けてビジネスを拡大しよう

正直な話、僕らせどり転売プレイヤーの多くはコロナウイルスのおかげでネット物販の売上は伸びているでしょうから、固定費が支払えなくて困っているみたいな人は少ないはず。

とはいえ、今回取り上げたコロナ融資は日本国民全員に門戸が開かれている特別な貸付制度になりますし、公庫は特に潤沢な予算を組んでむしろ借りてほしいと臨んでいる状態と言えますので、自己資金が少ないがために仕入れを拡大できずに困っているという方にはちょうど良い制度ではないかなということで、実際に経験した人間の経験談として取り上げさせていただきました。

 

なお、忘れてはならないのは、融資された資金はあくまでも借り入れですから返済義務があり、助成金とは話が違うという点です。

公庫の場合は元金据え置き1年、そこから10年かけて元利均等で支払っていくような流れになりますから、仕入れて売って得た利益で返済していくイメージを持ちましょう。

もちろんそこにかかる利息は経費ですし、そもそも利率が超絶低いので、実質タダで借りているようなものです。

ジン
元金を何年据え置いて、何年で返済するのかは申し込み時に相談して決められますよ。

助成金についてはまた別記事でまとめたいと思いますので、あわせて読んでみてください。

ということで、せどり転売の仕入れに使うお金を借りたいと考えている方は、ぜひこの機会に公庫または商工中金でチャレンジしてみましょうというお話でした。

ではまた、リピスタ神でした。