PayPayとTポイントが遂に決別、2020年PayPayの躍進が止まらない予感

2020年のペイ系アプリ

リピスタ神です、こんにちは。

最近、Youtubeで色々と勉強させてもらってます。

特に一人でしゃべるビジネス系ユーチューバーの話は聞き流しできるので、仕事中に流すラジオ的な感覚で聞いてますが、あれ、いいですね。

せどりや転売の情報をまとめて、声だけのユーチューバーもいいかもしれません。来年からやってみようかなと。

YouTube始めたら、このブログにも挿入していきますね。

 

さて、先日ヤフーカードから「来年2月1日からヤフーカードの利用に対してポイント付与の条件を変更します。」という通知が届きましたが、皆さんは確認されているでしょうか。

要約すると、これまでヤフーカードでペイペイ残高をチャージしたときに利用額の1%Tポイントが付与されていたわけですが、それが2020年2月1日からなくなりますよ、と。

徐々にヤフーとTポイントの関係が希薄化する中、いよいよTポイントと完全に決別し、来年はPayPayに関わるポイント還元がすべてPayPay関連のみになっていきそうな予感です。

ということで、本日は2020年のキャッシュレス・ポイント業界の動向と、せどり転売ビジネスにどのように影響してくるかといったことを、僕なりの視点で解説してみたいと思います。

2020年はPayPayLINE連合VS楽天JR東日本連合の一騎打ち

ここ数ヶ月で、キャッシュレス・ポイント業界もかなり動きが出てきました。

ニュースにも出ているところから整理すると、まずヤフーがLINEとの統合を発表したことで、PayPayとLINEPayが統一されるのではないかという話が出てきました。

個人的には、ここは統合と言うよりもしっかりと住み分けされていくとは思っていますが、詳しくは後述します。

一方で、楽天とJR東日本が2020年春からSuicaと楽天ペイの相互利用を開始するという発表しています。端的に言うと、楽天で貯めたポイントで電車に乗れるという感じですね。

ジン
楽天せどりで楽天ポイントがたくさん貯まる人にとっては素晴らしい提携ですね。僕も個人的に嬉しいです。

せどり転売ビジネスではSuicaの存在はあまり重要視されてきませんでしたが、楽天ポイントせどりを通して間接的なメリットが多くなることを踏まえると、これはかなり利用頻度が高まるのではないかなと思っています。

楽天経済圏という言葉があるとおり、日本は今や楽天ポイントなしではキャッシュレスを語れないレベルになってきていますし、楽天には複合的なサービスが展開されていて、それらすべてをポイントで利用できるという世界観は2020年、そしてそれ以降も大きなうねりになって日本国民を巻き込むのではないかと考えます。

楽天市場を筆頭に、旅行、銀行、保険、証券、車、住宅などなど、ありとあらゆる生活に密接するコトやモノが楽天ポイントと連携できるようになる世界では、楽天ポイントせどりの優位性も高まりそうです。

他のキャッシュレス手段はどうなるか?

そこそこメジャーなところでいうとメルペイとオリガミペイが次点となりますが、これらは正直どこかの場面で統廃合が行われる可能性が高いと思います。

ソフトバンクがメルカリを吸収する可能性もありますし、単独で生き残るには資金力もないし、身売りの選択肢しかなさそうです。

貧弱なキャッシュレスはいなくなる

メルペイはメルカリの売上をチャージしたり、メルカリの支払いに使うなど、本体のメルカリ自身がどのように成長するかにかかっているのですが、世間的にはメルカリ離れが激しいので将来性はイマイチかなと思います。(株価も衰退の一途です。)

メルカリ株価

オリガミペイはクレジットカードを登録して間接的に支払いできるアプリなので、使い方によってはポイントの2重取り3重取りができるという意味で、コアなファンは継続して利用するアプリです。

とはいえ、現状PayPayや楽天ペイに比べて圧倒的に負けているので、2020年に一気に伸びるとは考えづらいです。

コンビニ決済のファミペイ、そしてローソンとの提携を発表したKDDIのAUペイは、あくまでもコンビニでの少額決済をベースとして展開するだけになりそうなので、せどり転売の決済手段としては選択肢から外れます。

同じく、GoogleペイもAppleペイも正直楽天やPayPayに比べると魅力を感じられないので、使わないでしょう。

残るはd払いですが、こちらはオンラインで仕入れられるショッピングサイトがいくつかあるので、地味ながらも使い続けることになりそうです。

とはいえ、今後もdショッピングデーやd曜日などのお得になるキャンペーンが展開されればという条件付きなので、還元率が悪くなれば使わなくなる可能性も高いです。

ローソンがKDDIを選んだことで今後d払いはファミマと密接に関係を持つことになりそうですから、コンビニ業界も群雄割拠となりそうですね。

ジン
セブンはセブンペイの独自路線をやめただけでどこかと強力な提携関係を作ることもないので、すべてのペイ系と平等にビジネスをしていくんでしょうかね?

PayPayとLinePayの2020年を予想する

一部ではLineがヤフーに統合されて、LinePayがPayPayに吸収されるという話もありますが、個人的には両者はこのまま独自ブランドとして展開していくのではないかと予想しています。

LINEはそもそも友人間のコミュニケーションツールであり、LINEPayはあくまでもコミュニケーションに金銭が伴う場合に個人間送金ができる機能を持たせた意味合いが大きいので、PayPayとは競合しないという考え方ですね。

また、LINEPayは独自のクレジットカードを持っていなかった部分に弱みがありますが、この部分はヤフーカードで解決されていくような気はしています。

LINEPayの残高チャージが銀行口座やコンビニのみという不便は、ヤフーカードまたはPayPay残高によるチャージでPayPayボーナスが付与されるみたいな形になっていくんじゃないかなと。

また、LinePayカードはマイカラー制度で2%還元というルールがありますが、もしかしたらチャージ時にPayPay側で1%付与、利用時にLine側で1%付与のトータル2%付与とするなど、2020年には大きなルール改正が行われる可能性が高そうです。

まあいずれにしてもLinePayはチャージ部分が弱かったので、ここはヤフー統合をきっかけに改善されるかなと思いますし、せどり転売という意味では、PayPayとLinePayは2020年も引き続き積極的に使っていけるペイ系アプリになりそうです。

Kyashはどうなる?

Kyashも新たなクレジットカードを発表したことで現行のリアルカード1%還元が今後0.5%に引き下げられますし、そういう意味ではラインペイとペイペイ(ヤフーカード)の連合で1%1%のトータル2%付与ということになれば、Kyashの存在価値は小さくなりそうです。

Kyashは今後1ヶ月の上限12万円という制限に加えて、利用時0.5%付与+決済カードの1%(マイルやポイント)で合計1.5%還元となります。

もしLINEPayとヤフーカードの予想が現実になれば、LINEPayカードの利用でマイカラー1%+ヤフーカードでチャージ時1%の合計2%になるので、業界唯一の常時2%付与決済手段となります。

個人的には、Kyashのようなサービスで利用上限がなく、カード登録型(登録するカードは自由)で、常時1%付与というサービスが出てくれば全部そちらに移動するくらいの気持ちです。

が、Kyashの動向を見る限り、セキュリティや決済手数料など費用面を考慮すると現実的に難しいのかもしれないですね。

楽天ペイとSuicaの2020年を予想する

一方の楽天ペイとSuica連合ですが、一番わかりやすいメリットは楽天ポイントをSuicaにチャージして交通費として使えることでしょう。

楽天のニュースリリースによると、楽天ペイアプリ内で新たにSuicaを発行したうえでチャージするようなニュアンスの記載があります。

楽天ペイメントが運営するスマホアプリ「楽天ペイ」アプリ内で、JR東日本が提供する交通系ICカード「Suica」の発行やチャージができるよう(※1)になるとともに、全国の鉄道約5,000駅、バス約5万台のほか、交通系電子マネーとして約60万店舗でのお支払いにご利用になれます。

「楽天ペイ」アプリで「Suica」が発行可能となります。また、「楽天ペイ」アプリに登録している「楽天カード」から、「楽天ペイ」アプリ内で発行した「Suica」にクレジットカード決済によるチャージができるようになります。これにより、「楽天ペイ」アプリだけで鉄道・バスなどの交通機関や、交通系電子マネー加盟店における支払いが可能となります。

引用:楽天ニュースリリース

今持っているSuicaにチャージできるようにもなるとは思いますが、実際にどのような処理になるかはリリースされるまで明確にはわからないですね。

楽天とSuicaの連携は、どちらかというと、これまで現金でしかSuicaチャージしていなかったものが楽天ポイントせどりで手に入れたポイントを交通費に使えるという「現金支出が減る」という意味でメリットが増えるはず。

楽天ペイは期間限定ポイントも使えるので、もしSuicaへのチャージに期間限定ポイントが使えるなら、楽天ポイントせどらーにとって非常に重要な決済手段になります。

これまでJR東日本が発行するViewSuicaカードでのみSuicaにチャージできたのですが、今後は楽天カードによるチャージでもポイントが貯まるということで、楽天カードユーザー全員が恩恵を受けられるようになりますね。

他にも、JR東日本の旅行やサービスを楽天ペイで支払いができるようになるはずなので、Suica関連の楽天SPU条件が増えるかもしれないなど、様々に楽天ポイントせどりにも良い影響が出てきそうです。

2020年のペイ系予想まとめ

ということで、今回はPayPayのTポイント終焉をきっかけとして、2020年のキャッシュレス・ポイント還元の業界動向をせどり転売目線から予想してみました。

個人的には、ヤフショの仕入れに伴うPayPayボーナスの付与上限撤廃・上限の改善(5,000から5万にするとか)が一番期待したい2020年の動きなんですが、この部分には何ら言及されてません。

ジン
もしヤフショの還元ポイントの上限が楽天並みに増えたら、ヤフショ仕入れがより楽になるんですけどね。

2018年キャッシュレス元年、そして2019年には還元祭りでユーザーを取り込むことで、業界内の勢力図が徐々に出来上がってきました。

2020年にはこの業界勢力図が固まっていくと思いますが、そこからどんな還元が提供されるのか、僕らポイントせどらーが有利に仕入れできる案件が出てくるのか。

2020年も引き続き注目していきましょう!

ではまた、リピスタ神でした。