こんにちは、リピスタ神です。
2021年04月12日、週明け月曜日、いかがお過ごしでしょうか?
昨日日曜日はヤフショの仕入れ、そして本日10時にワウマセールが終わりまして、とりあえず今月前半の仕入れのピークは無事に乗り越えられたかなといったところです。
ワウマはなかなか厳しい戦いとなりましたが、最終的にはなんとか利益率も15%以上の商品をベースに、1アカウントあたり6万円程度の仕入れを30アカウントすべてでこなすことができました。
途中在庫切れの商品が出てきたりで軌道修正もしましたが、なければ別のものを仕入れるまで、ということで、やはりここでも商品ラインナップをたくさん持っておくことの重要性を再認識した次第です。
今週はまだ楽天の仕入れが続きますし、特に明日のスポーツチームと、木曜日は15日でカード払いのメリットが大きくなる1日なので、楽天ポイントせどり前半戦の締めの仕入れをバッチリこなしたいところです。
#火曜日木曜日は楽天カード隠れ1%アップ
ということで本日は、今週もまだまだ続く楽天マラソンの仕入れにおいて、失敗仕入れになりやすい事例をいくつか紹介しつつ、仕入れリサーチの際にどこをチェックしておけば失敗しづらいのか、大きく損を出すことがなくなるのかについてまとめてみたいと思います。
せどり失敗仕入れには法則があった
個人的にはヤフショやワウマもめちゃくちゃ仕入れしやすい場所だと思っていますし、むしろヤフショワウマのほうが全体としての仕入額が大きいのですが、それでもやっぱり楽天ポイントせどりが一番簡単に仕入れできると考えている人のほうが多いと思います。
楽天は1垢あたり最大で50万円近くまで仕入れをこなせますし、楽天経済圏という盤石な環境が整っているので、誰でも気軽にポイント還元を狙って仕入れ、販売を進めていくことができます。
販売場所としてはアマゾン、フリマ、そして買取屋といったところですが、ここ数ヶ月は毎月1日のフラッシュクーポンで高額のクーポンがあまり使われなくなったところを見てみると、家電やゲーム機を楽天で仕入れて買取屋に流すという手法そのものがオワコン化している気もしますね。
この点、ヤフショやワウマもそれなりに厳しくはなっていますが、まだまだゲーム以外の買取屋流しだけで利益を上げ続けている人がいるということもありますので、楽天ほどに厳しい対応は捉えていない、と言えそうです。
そんな中、ゲーム機や高額家電の道を閉ざされた人たちが徐々にアマゾンを販路に動き始めているような状況があって、リサーチして簡単に見つかるような商品は軒並み価格競争に陥って大暴落するというケースも散見されてきました。
仕入れ時点では利益に見えた商品も、実際に仕入れて売ろうとしたときには価格下落が始まっていて結局全然儲からなかったとか、最悪の場合は赤字になって売り切ったという商品を扱ったことがある人も多いはずです。
なので、この数ヶ月でコンサル生に相談された商品を含めて、僕自身でリサーチした商品も含めて、特に損を出しやすい、仕入れ時点では利益になるだろうと考えていたのに売り始めたら利益どころか損を出す価格になってしまうような商品の特徴を整理しながら、ここをチェックしておけば極端な値下げ競争にさらされる危険は減るであろうポイントについて、いくつかお伝えしていきたいと思います。
失敗仕入れ①:DEAL対象商品で予想利益が大きすぎる
では早速1点目からいきます。
1つめのチェックポイントは、スーパーディール対象商品で、これまでに見たことがない、価格が安定している商品です。
ラジオの方では具体的な商品を言いませんでしたが、たとえば以下のような商品ですね。
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そしてこの商品のKeepaグラフはこのようになっています。
画像が小さくなってしまうので見づらくて申し訳ありませんが、ちょうどこのグラフの真ん中くらいでDEAL対象になってから、その後一方的にカート価格が右肩下がりで落ち続けました。
現時点ではDEAL+SPU+買いまわりボーナスなどを加味して損益分岐点あたりでカート価格が落ち着いています。
データを詳しく見たい人は、Keepa有料版を使っている状態でこちらを確認してください
その商品は一見するとDEALで30%還元されるし、SPUと、買いまわりボーナスを合わせると、相当儲かる計算になることが多い、めちゃくちゃ優秀なもので、利益率30%を超える仕入れができそうです。
ただ、これが実は落とし穴で、あなた以外もDEAL商品に注目している人は大勢いるし、特に初めてDEAL対象となった商品の場合、ものすごく儲かるからということで大多数の楽天ポイントせどらーが仕入れ判断する可能性が高いです。
そして、その商品は近い将来、大暴落します。
なぜなら、たくさんの初心者セラーが参入して、カートが取れないからどんどん価格を下げ、できるだけ早く現金化したいという人たちが大量に群がる残念な商品に成り下がるからです。
スーパーディールの商品は利益が残る商品もたくさんありますが、一部ではこういった残念な結果になってしまうものもありますので、特にこれまでDEALで見たことがない商品に出会ったらぬか喜びせずにじっくりとその後の動向に注目するようにしましょう。
失敗仕入れ②:SNSやLINEチャットで公開された利益商品情報
次に2点目は、せどり系のインフルエンサーがどこかで紹介した商品ですね。
以前にもお伝えしたとおり、これは儲かるという商品情報があったときには、直接その商品を仕入れるのではなく、その周囲に派生する商品を見つけていくという努力をしたほうがいいです。
特に楽天ポイントせどりで注目される場所はわかりやすく、先ほどのDEALもそうですし、変倍キャンペーンなどもそうですよね。
わかりやすい場所にあるわかりやすく儲かる商品は、初心者にもリサーチしやすい商品という場合が多いので、結果的に初心者セラーが群がって価格競争に陥り、そのまま暴落していくという傾向が強いです。
どこかで見つけた利益商品情報は、とにかく直接ではなく、間接的に利用するようにしましょう。
失敗仕入れ③:アマゾンで出品できるか確認せずに仕入れてしまう
3点目は、実際に自分のセラーで売れるのか、ヤフオクやフリマで売れるのかを見極めることです。
アマゾン販売に不慣れな場合、ブランド規制やサブカテゴリ規制といったルールを知らずに、出品登録で販売できることを確認してから仕入れるという手順を怠ってしまうこともあるでしょう。
僕もたまに忘れてしまうことがあるんですが、ここはやはりきちんと忘れずやっていきたいですね。
と同時に、もし最悪その商品のカタログがアマゾンから削除されてしまうとか、予想外に知的財産クレームとか偽造品クレームを受けてしまった場合に備えて、アマゾン以外の販路でも売れることを確認しておくことも忘れずに。
ヤフオクやフリマで売って最悪利益トントンになるという逃げ道を把握できていれば、アマゾンで売れなくなっても全損することはありえません。
常にバックアッププランをもって行動すること、これは仕入れでも販売でも大切な考え方ですね。
失敗仕入れ④:現在のカート価格だけを見て仕入れ判断する
4点目は、アマゾンの今のカート価格だけを見て判断しない、です。
これはリサーチのテクニック的な話になりますが、
カート価格だけを見て判断しないという点には、いくつかの細かいデータをチェックすべきという意味が含まれています。
たとえば、カート価格が5000円でポイントが1000円分ついている商品があったとして、アマゾンのカート価格をよく理解できていない場合には、単純にカート価格5000円として利益計算してしまって儲かると判断してしまうという単純なミスをする人がいます。
長年せどりをやってる方なら、そんな初歩的なミス・・・と思うかもしれませんが、ある程度経験がある人でも見落としてしまう場合があります。
完全なケアレスミスですが、そういう失敗は僕も結構経験があります。
また、現在のカート価格は一時的に高くなっているだけということもあるので、リサーチの際にはキーパのデータ、特に過去の価格推移を総合的にチェック判断する必要がありますし、同時に過去にアマゾンが売っていたのかどうかも見ておくべきです。
一時的にアマゾンが在庫を切らしているだけということもあり、アマゾン在庫がないから高い価格でカートが取れているだけ、ということもありますからね。
今のカート価格だけを見て瞬間的に判断するのではなく、やはりキーパの過去データをきっちりと見て、どの価格で売れているのか、どの価格だと売れていないのかといったところはきちんと調べてから仕入れましょう。
失敗仕入れ⑤:商品ジャンルをきちんと調べていない
最後の失敗ポイントは、商品ジャンルを調べずに仕入れてしまい、全然納品するチャンスがないというミスです。
特に多い失敗例は、大型商品と危険物ですね。
アマゾンのFBA納品ルールとして、大型品は大型専用のFC倉庫に送らないといけませんし、危険物は危険物だけで梱包発送しないといけません。
通常品や期限管理品などもそれぞれで分けて納品する必要がありますが、特に大型品と危険物は取り扱い数も相対的に少なく、きちんと計算して仕入れをしないと、いつまで経っても危険物だけ自宅や倉庫からFBA倉庫に納品できない事態になってしまいます。
ダンボールに大量に詰め込んでからFBAへ送るというのが、送料負けしない利益を最大化するための必須の行動になりますが、無計画に商品を仕入れて、危険物や大型品がちょこっとだけという場合には、最悪1ヶ月2ヶ月、中途半端になっている商品が自宅や倉庫からFBAへ送れません。
そんなこんなで時間だけが経過して、徐々にカート価格が値下がっていき、自分が納品する頃には想定利益が全然残らなかった、なんて悲しい結末を迎えてしまう可能性の大いにあります。
仕入れジャンルのことはこれまでもお伝えしてきていますが、未経験の新しい商品を取り扱う際には、この商品は大型なのか危険物なのか期限管理品などか通常品なのか、仕入れ金額が小さなうちはこの点強く意識して仕入れ判断していきましょう。
ということで、今回は楽天ポイントせどりでよくある失敗仕入れのパターンを5つご紹介しました。
もちろん他にもたくさん失敗したミスしたという経験はあります。
ただ、そういう失敗も1つ1つ乗り越えて今があるというのもまた事実なので、ひとつ何かミスったところで凹むのではなく、良い勉強になったなと前向きに捉えて行動し続けたいですね。
ではでは。