アマゾンセラー垢バン事例6選(前編)初心者セラーが絶対に避けるべきアカウント閉鎖理由を紹介します。

ブログ更新が停滞しておりました、リピスタ神です、こんにちは。

毎日更新というルールを自分に課したものの、2月はauPayの店舗仕入れも多く、普段とは違う動きをし続けているので、ブログへの時間配分がへたくそになっておりました。

僕の本筋は情報を発信して偽コンサルみたいに稼ぐものではなく、「仕入れて売って稼ぐ」という物販が中心にありますので、その軸がブレないように最優先に物販に時間を使うと、どうしてもブログへの時間配分が減りがちです。

ジン
しっかりと個別指導をしているとそのメール対応も結構時間かかるというのも理由ではありますけどね。

今後は1記事に対する時間投下を減らして、文字数も少し減らして、毎日更新できるように調整していきたいと思います。

 

ということで、今回は最近アマゾンセラー登録した方で垢バン喰らってしまったという人の話を中心に、過去から現在に至るまでに確認できているアマゾンセラーの垢バン事例を6個厳選してお届けします。

話が長くなるので、今日は6個のうち3個だけ詳しく見ていきますね。

確実に100%垢バンを避けられる人はいない

先に断っておきますが、アマゾンセラーの垢バンについては、どれだけ予防線を張っていたとしても全員がバンされる可能性があるということは肝に銘じておきましょう。

僕は運よくこれまで一度も垢バンになることなく4セラーを並行運用できていますが、今後ここに書かれている内容を注意していたとしても、絶対に垢バンしないとは言い切れません。

そういう意味でも、セラーの複数化は必須です。

最低でも2セラーによる並行運用をしていただきたいというのが、これまで多数のアカウント閉鎖事例を見てきた僕の主張です。

もしあなたが1つのセラーだけで売上500万円以上を作っているようならば、ぜひまずは2セラーでの運用を検討してみてください。

それこそが、突然の垢バンに冷静に対処する究極の精神安定剤です。

アマゾンセラー垢バン事例6選(前編3つ)

垢バン事例①:真贋調査によるアカウント閉鎖

真贋調査は2019年後半から、より厳しい体制になってきました。

2020年になってもその傾向は根強く残り、新規セラーの出品商品に対しては特に厳しい目が向けられています。

むしろ、これまでが非常にユルユルの状態でセラー管理をしてきたアマゾンが、ようやっと日本への納税を開始すると同時に、本腰を入れて日本の法律や日本のビジネス慣習に迎合しようとしている表れでもあり、おそらく新規セラーに対しては無差別&ランダムにピックアップして真贋調査を実施しています。

不運にも新規セラーで真贋調査が入ってしまった場合、楽天やヤフショのポイントせどりでは対処できないことも出てくるため、真贋調査になりやすい商品の出品は控えるようにするというのが当面の対応策になるでしょうか。

 

ロイヤルカナン真贋調査事件

真贋調査の対象となる商品リストは一般的に公開されていないので、セラースケットなどの外部サービスを利用するか、セラー歴の長い人に頼んで(コンサル指導を受けて)情報共有してもらうなどすると良いでしょう。

また、真贋対象の商品は昔から言われている商品以外にも常に新たな商品をターゲットとして狙い撃ちしてくるのがアマゾンですので、古い情報はブログなどの過去記事から把握し、リアルタイムの情報はツイッターなどでシェアされる情報を見ていくと良いかなと思います。

実際、業界内で大きく話題となったロイヤルカナン製品は、Twitterをやっている転売ヤーたちを中心に一気に真贋情報が広まりました。

2019年末~1月頭には著名なロイヤルカナン転売ヤーがこのようなコメントを出していましたが、

残念ながら、1月中旬には真贋対象の仲間入り。

その結果、ロイヤルカナン製品はヤフオクやフリマで大量に売られるという現象が起きました。仕入れていた人たちはほぼ全員が損切りを余儀なくされたようです。

アマゾンの真贋調査に対処するためには、楽天市場ショップの納品書では突破できませんので、最悪垢バンで消え去る人も出たという大事件でした。

 

垢バン事例②:FBA納品したダンボールにカッターが入っていた

衝撃の垢バン事例ですが、これも過去に実際にあったケースです。

FBA納品を経験したことがある人はわかると思いますが、期限管理商品、危険物、その他通常品と、それぞれでFBA倉庫への納品のルールは異なります。

たとえば危険物納品の際には緩衝材としてビニール製品を使ってはダメというルールがありますが、仮にそのルールを把握していないでビニール製の緩衝材を使ってしまった場合は、危険物の納品が一時的に停止されることはありましたが、垢バンまではいきませんでした。

ですが、今回の事例として挙げているのは「カッター(ハサミ)が納品したダンボールに混入していた」という話です。

開梱作業・梱包作業をしていると、ついさっきまで手に持っていたカッターが突如消える経験をされた方は多いと思いますがw、カッターやハサミなどの鋭利なものがFBA納品するダンボールの中に入っていたらアウトです。終わりです。垢バンです。

そのような初歩的なミスをする第三者セラーとは取引したくないというのも理由になるかもですが、最も意識すべきは「最悪の場合、FBA倉庫で働いている人間が命を落とす危険性があるから。」です。

カッターひとつでも、刺しどころが悪かったり、指を落としてしまう可能性もなくはない。つまり意図せずに間接的に死傷させてしまう可能性があるのですから、そのような致命的なミスを犯すセラーとは今後一切取引しないということですね。

それだけ厳しいペナルティですから、納品作業の前にはカッターやハサミなど利用する梱包資材を整理し、FBA向けダンボールの送付前には、それら備品がすべて手元にあることを確認してから出荷するようにしましょう。

垢バン事例③:賞味期限切れ商品を納品した

期限管理商品の納品が停止される場合もあれば、完全に垢バンされる場合もあるケースです。

単純に、賞味期限切れの商品をFBA納品するとアウトと覚えてください。

ジン
期限管理商品の納品ルールに、FBA倉庫に到着時点で60日以上期限が残っていないとダメというのがあります。これが理由で期限が残り1ヶ月のものを納品すると、垢バンにはなりませんが、とにかく怒られます。

だいたいが勘違いや早とちりによるミスで納品してしまうことになるわけですが、たとえば「19.08.21」といった期限表記で、本来は2019年8月21日で期限切れと理解しないといけないのに、誤って21年8月19日だから大丈夫だなと思ってしまうとか。

日本の表記では、主に年月日の順番が一般的ですが、海外だとこれが日月年の表記だったり、ちょっと面倒なんですよね。

こういう部分のちょっとしたミスで最悪垢バンになってしまう恐れがありますので、いちいちしつこいくらい気を付けて期限管理商品を取り扱いたいところです。

残りの3選はまた明日に

ということで、今回はアマゾンセラーの垢バン事例をいくつか書かせていただきました。

以前にも似たような記事を書いたかもしれませんが、こういうのは何度目を通してもやりすぎということはないので、とにかく常に意識して行動したいものです。

特に最初の緊張感が緩み始める半年~1年くらいの人が結構引っかかっているような印象なので、ぜひともこの機会に再確認しつつ、垢バン防止策を練ってみてください。

ではまた明日に続きます。