せどり転売を副業に選んで幸せな生活を送る方法【在庫処理編】

リピスタ神です、こんにちは。

昨日はせどり転売と税金の関係性をお伝えしました。

普段はコンサル生としか税金の話はしないんですが、中にはこの話を聞いただけでサラリーマンの可処分所得を減らす方法を考える人がいたり、妻(夫)を代表にした法人を作って一気に拡大路線に突き進む人も現れます。

いずれにしても僕は年商1億円以上をずっと継続しているので、このあたりについて詳しく聞きたければいつでも相談して下さい。

では本日は、せどり転売と在庫の関係から、快適な生活を送ることについて考えてみます。

昨日の話の続きです

今日の話は、昨日の税金部分をしっかりと理解している必要があります。

まだ読んでない人は、昨日の記事を読んでから改めてこちらの記事を読んでくださいね。

せどり転売を副業に選んで幸せな生活を送る方法【税金編】

2019.10.22

事業的な仕入れと日常的な買い物の線引き

結論から書くと、せどり転売を副業に選んだ場合、販売用に仕入れた商品の一部は合法的に自己消費にまわすことができるため、実質的に生活コストを下げて快適な生活が送れる、という考え方です。

つまり、せどり転売をしていない人に比べて目の前にある現金もジワジワと増えていくわけですが、一方で、他の副業を選ぶ生活に比べて、モノに苦労することはほぼなくなるよという話ですね。

自分がどんなジャンルの商品を専門的に扱っていくかにもよるので全員に当てはまるわけではないのですが、僕やコンサル生のケースで言うと、食品やドラッグストア、そしてゲーム関連カテゴリの商品を扱うことが多く、それらのカテゴリのモノを自分のお財布から買う機会が減るという実績があります。

事業のための仕入れとは?

勘違いしてほしくないのは、最初から個人で利用する目的で購入した商品の領収書を仕入れとみなすのはNGだということ。

あくまでもアマゾンで販売すれば利益が出ると想定されるものを仕入れるのが大前提。それが事業的な仕入れです。

それ以外はすべて仕入れではなく個人的な消費ですから、この点はきちんと線引きしましょうね。

とはいえ、毎月数百数千の商品を仕入れ販売していれば、1点くらい自己消費目的のものが混ざっていたとしてもバレないっちゃバレないんですけどね。

税務のことは税理士さんに相談

詳しい税法、税務については専門の税理士さんに確認を取ってください。

本日の内容は、顧問税理士に確認を取りながら実践しています。

仕入れた商品を合法的に自己消費にまわす方法

アマゾンやヤフオクなどで販売することを目的として仕入れた商品を自己消費にまわすには、

不良在庫の廃棄

という手段を取る必要があります。

アマゾンで商品を購入した人は無条件で返品できますから、自分がどんなに注意深く行動していたとしても、確率論で一部商品はどうしても返品されることもあります。

新品商品が開封された状態で返品されてきた場合、その商品は再度新品で売ることはできませんから、次に考えうる選択肢としては

1.中古で売る
2.廃棄する

のいずれかになります。

中古品なら仕入れたものを自己消費できる

中古品を取り扱う場合には、仕入れた商品をそのまま使える可能性もあります。

中古品として扱うのは、家電、ゲーム、コミックなどになるかと思いますが、それらすべて売る前に使う、売る前に遊ぶ、売る前に読むことはできます。

自分が遊びたいゲームを仕入れてから転売する、読みたいものを仕入れて転売するというやり方も考えられますね。

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2019.09.20

中古で売る

返品された商品を中古で売る場合は、アマゾンだと作業が煩雑になるため、ヤフオクかメルカリを推奨します。

流れとしては、FBA在庫を自宅に取り寄せ→写真撮影→ヤフオクやメルカリにアップ→売れたら発送です。

ただし、中古品を繰り返し継続的に販売するには古物営業許可を取る必要があり、また、ヤフオクでもメルカリでも取引に関するすべてを会計処理しないといけないので、アマゾンでの販売に加えて事務処理が増えるのが難点です。

廃棄する

返品されてきた商品がどのような状態かにもよりますが、仮に機能面で不都合が生じていたりすると中古ですら売り物にならない可能性はあります。

その場合にはジャンク扱いで二束三文で売るか、そのまま捨てる(廃棄する)という選択ですね。

賞味期限のある食品については、購入した人物が毒を入れたりする可能性もゼロではありませんから、開封されているものは廃棄が常識です。

もし未開封だった場合、一度人の手に渡ったものですから廃棄する選択もできますし、未開封だから使う(食べられる)と判断することもできそうです。

結論:廃棄と見せかけて自己消費

ここまで書けば、答えは簡単です。

要するに、帳簿上は廃棄として処理、実際には自己消費ということです。

中古で売れるものを廃棄するのはどうなの?と思うかもですが、廃棄するかどうかは自由判断ですし、廃棄する商品を自己使用するのも自由です。

本当に廃棄したかどうかなんて、記録も何も残りませんからね。

正常在庫を自己使用する場合には

正常な在庫を自己消費したい場合も、何らかの理由をつけて廃棄として処理してしまう方法が考えられます。

アマゾンで返品を受けた商品など記録が残っているものは後から指摘を受けても申し開きができるので問題ありませんが、人によっては、遊びたいゲームソフトを11本仕入れて、1本だけ自己使用、残り10本を売るという人もいます。

毎月数千点扱っていれば1点2点こういうのがあっても見つかる可能性は極めて低いですが、もし将来の税務調査で指摘されたらアウトということを認識して実行するかどうかですね。

せどり転売の不良在庫を自己使用して幸せになる方法まとめ

ということで、今回は一定数発生してしまう不良在庫を合法的に自己消費する方法についての考察でした。

税法も完璧ではありませんし、税務調査に来る調査官も完璧ではありません。

法律の隙間を見ていくと、何をやってOKで、何をやったらダメなのかの判断もできるようになるはずですよ。

ではまた、リピスタ神でした。