リピスタ神です、こんにちは。
2015年の年末から始めたアマゾンせどり転売ですが、様々な紆余曲折を経て、現在は月商1,000万円を安定的に出しています。
2019年11月もアマゾンの販売を主軸として、ヤフオクなど別チャネルの販売を含めて月商1,000万円を達成することができました。
そんな状況の中、僕のブログにアクセスしてくれた人から以下の質問が届きましたので、質問と回答をシェアしてみたいと思います。
アマゾンせどり転売はもう終わるんでしょうか?
少々編集してますが、この方は要するに「せどり転売」の今後を心配している状態なんですね。
副業を検討している人、そしてせどり転売をやってみようかと思っている人もたくさんリピスタブログにアクセスしてくれていると思うので、僕なりの見解をまとめてみますね。
Amazon国内メーカー直取引完全ガイドについて
僕の回答を書く前に、話題になっている書籍「Amazon国内メーカー直取引完全ガイド」について言及しておきます。
[itemlink post_id=”2492″]僕はこの書籍を読んだこともないし、この著者についても全く知りませんが、
的な意見は、以前から言われていることですし、今更感が非常に強いですね。
色々調べてみると、出版社の販促なのか、ヤフーニュースの記事があったりしますし、世間的には「正しい意見」のように見受けられます。
また、最近は転売で逮捕者が出たりもしてますし、限定商品を買い占める転売ヤーも多数いますから、一般論でいうと転売=悪みたいな図式があり、嫌悪感を示す人も少なからずいるのも事実でしょう。
とはいえ、先ほども書いたとおりこの手のネタは相当以前から指摘されていることですし、メーカーや問屋との取引についても数年前から推奨している人たちはたくさんいます。(僕も実践しています。)
また、メーカーや問屋との取引はビジネス初心者全員ができる副業ではありませんから、僕は再現性という点で誰にでも推奨できるような手法ではないと考えています。
そんな考え方を踏まえて、以下、せどり転売の未来について少々語らせていただきます。
結論:せどり転売は未来永劫なくならない
結論から書きますが、僕らが実践している小売店から仕入れてアマゾンやヤフオクで転売するという商売は、未来永劫なくならないと思っています。
アマゾンがなくならないこと、楽天やヤフショなどネットショッピングの環境が存在し続けることなどが前提条件になりますが、まあこのあたりはほぼ確実に大丈夫と言えると思いますので、やはり結論としては「せどり転売は続く」と思います。
主な理由を次にまとめていきますね。
理由①:ネットショッピングは今後さらに拡大していく
まずはアマゾンに限らず、ネットショッピング全体の成長についてです。
せどり転売という業態は、簡単に言えば、小売店で買ってアマゾンなどで再販することを指します。
今後さらに高齢化社会になる日本では、確実に高齢者のネットショッピングは拡大していくでしょう。なぜなら、30代40代のネットショッピング現役世代が高齢になるからです。
そして、僕らの子供、孫世代は間違いなくスマホ5G世代になるわけですから、今以上にネットにつながった世の中になるでしょう。
純粋にネットショッピングの売上が拡大している社会においては、せどり転売のチャンスも拡大すると考えるのが自然です。
理由②:アマゾンはせどり転売を否定していない
せどり転売がオワコンと主張する人たちは、アマゾンでは「小売店で仕入れたものは新品として販売できない」といった側面を主張しますが、販売される商品が完全な新品の場合、それが小売店で購入されたものなのか、メーカーや問屋から仕入れたものなのかは見た目では判断することはできません。
仮にアマゾンが「メーカーや問屋から仕入れたものだけを認める」というルールにすることを検討しても、月間何億円も販売されているすべての商品、すべてのセラーに対して、それが実際にどこから仕入れられたものなのかをチェックするシステムは作れるわけもありません。
というか、実質的にも法的にも、仕入れ元を確認するシステムを作る意味や、仕入れ元をチェックするメリットがありません。
ヤフショにしても楽天にしても、ショップによっては小売店から仕入れたものを販売している店舗は今も多数ありますし、問屋やメーカーが公式ショップとして楽天やヤフショで展開しているケースもあります。
それら公式ショップから仕入れた商品は、メーカーや問屋から仕入れたものと完全に同じものです。
現時点でも一部のメーカーの商品については事前に出品申請が必要です。
また、「真贋調査」や「仕入れ元からの資料提出」が義務付けられている商品もあり、その条件をクリアする一部のセラーのみに販売機会を提供している商品は多数存在します。
とはいえ、せどり転売ではそれらのメーカーや商品を扱わなければいいだけの話ですし、販売する商品は無限に存在しますので、さほど影響のあるものではないでしょう。
問題となるのはむしろ家電等の保証部分ですが、ドラッグストア系や食品系を扱うぶんには関係ないですね。
理由③:ポイント制度や還元制度も続く
僕のせどり転売スタイルは、ポイント、クーポン、各種還元キャンペーンなどを併用して仕入れる金額をできる限り低くし、アマゾンで定価近い金額で販売するというものです。
一方「プレ値転売」と呼ばれる販売手法を選ぶ人もいますが、そういう販売手法は、定価近くで買い占めてプレミアム価格で販売するという流れになります。
ポイントやクーポンを利用した販売機会は過去から現在まで僕らの生活に密接に関わっているものですし、販売機会を増やしたい小売店からすれば今後も当たり前のように利用されることが予想されます。
2020年6月までのキャッシュレス還元など期間限定的なものもありますが、今後も通常よりも安く仕入れる手法は多数あるでしょうから、僕らはそれらを効率的に活用しながら電脳仕入れを続けることができるでしょう。
理由④:廃盤品やプレ値商品へのニーズも続く
なんだかんだと批判されても、プレ値転売は続いていくでしょう。
アマゾンでなくても、ヤフオクではプレ値の転売はたくさんあります。
スニーカー、ゲーム機、骨とう品・切手・コインなどのコレクターアイテム、あらゆる商品が転売対象ですし、今後もそういう商品は繰り返し製造販売されていくでしょう。
また家電業界では廃盤品を求める声も根強く、アマゾンでは廃盤品が高値転売されているケースも多いです。そのような商品を専門的にせどり転売する人たちもいて、常にそのマーケットは存在し続けるはずです。
理由⑤:販路はアマゾンだけじゃない
仮にアマゾンでせどり転売が禁止されても、ヤフオクやメルカリなど他のチャネルがある限り、仕入れた商品を販売する機会は存在するでしょう。
もちろんアマゾンが一番売りやすく、配送等の面からも一番楽なチャネルであることに変わりはありませんが、本質的な部分ではアマゾンに依存しているわけではありません。
また、アマゾンも第三者のセラーからの手数料が売上の一部を大きく占めていることは認識しているでしょうから、突然全員退場という選択肢を選ぶことは考えづらいです。
まとめ:アマゾンせどり転売は終わらない
ということで、以上の見解から、アマゾンせどり転売はオワコンではないというのが僕の主張です。
結局のところ、せどり転売は終わりでメーカーや問屋取引しないとダメというのは一種のポジショントークであり、自分が販売している商品(今回の場合は書籍やその裏側にあるバックエンド商品)を買ってほしい人が広告的な意味も含めて声高に叫んでいるだけ。
せどり転売という業態には、国内で完結するものもあれば、輸入、輸出、アマゾン、イーベイ、ヤフオク、中古、新品、などなど、切り分けると何でもアリの世界です。
端的に言えば(合法的な範囲内で)儲かれば何でもいいよねってことになるわけですから、今後せどり転売を実践する方は、法律的に問題ない世界の中で自分自身に最適なスタイルのせどり転売を実践いただくといいかなと思います。
僕自身はこれまで輸入も輸出も中古も新品も様々なものにチャレンジしてきましたが、結局、国内の電脳仕入れ~国内アマゾン販売というスタイルが最も自分に適したやり方だったので、それを継続しているわけです。
そして、おそらく僕が実践している方法が誰にでもフィットする方法だと思います。
なぜなら、どこに住んでいても、どんな環境の人でも、男性でも女性でも、20代でも年金生活者でも、全く同じことができるからですね。
そのあたりについては、また改めて別の記事でまとめますので、読んでもらえれば嬉しいです。
ではまた、リピスタ神でした。