アマゾンせどり転売で真贋調査の連絡が届いたら対応すること

リピスタ神です、こんにちは。

今回は「アマゾンせどり転売で真贋調査の連絡が届いたら対応すること」について解説します。

真贋調査というのは、購入者などの第三者があなたの出品している商品に対して「これは偽物なのではないか?」とアマゾンにクレームをつけることで、アマゾンサポートからあなたに対して出品商品の仕入れ元や本物である証明を出すまでは当該商品の継続的な販売は許可できませんよ、という状態になることを言います。

セラーの販売実績などから一発で真贋調査になるケースと、クレームが届いてもとりあえず最初はスルーというケースと、様々な状況になりますが、とにかく真贋調査の通知が届くと当該商品が売れなくなる可能性が高まりますので注意が必要です。

真贋調査があなたのセラーアカウントに与える影響

真贋調査の何が怖いかというと、知ってか知らずか偽物を仕入れて転売してしまっていたとしたら、最悪の場合はセラーアカウント停止、そして売上金留保、さらにクレジットカード支払い不可になってしまうところです。

アマゾンは偽物を売るという行為を非常に重く受け止めていて、僕らセラーが偽物を仕入れて売ってしまっていたとしたら、即刻アカウント停止(垢バン)、売上金は一時的に振り込まれずに留保され、さらにFBA商品はすべて強制的に返送されてしまいます。

これを避けるための最も良い方法は、怪しい仕入れ元から仕入れないことに尽きます。

特にヤフオクやメルカリなど個人間取引の場合、販売側も偽物と知らずに売っていることも多く、大きなトラブルに発展するケースも珍しくありません。

偽物を作ってメリットがある商品に多くそういう事例が目立ちますので、人気の家電をはじめ、iPhoneやiPad、レアなフィギュア、限定的なCD・DVDメディアなどは特に注意が必要です。

限定フィギュアや限定CD・DVDの偽物はヤフオクやメルカリに数多く出回ります。

素人が見ても全くわからないレベルで偽物が作られていることもありますので、せどり転売初心者は真贋調査が入りやすい商品には近づかないほうが無難ですね。

 

真贋調査が多い商品の見極め方

正直なところ確たるデータは存在しませんが、真贋調査になりやすい商品には特徴があります。

真贋調査というのは、購入者またはライバルセラーが「このセラーが売っているものは偽物の可能性がある」とアマゾンサポートに連絡を入れることではじめてセラーに対して注意喚起がくるものですので、誰かがあなたの商品に対してクレームを言うというところからスタートします。

つまり、あなたの商品が本当に偽物だったか、偽物と言えるくらい品質が悪かったか、またはライバルセラーがあなたを陥れる(おとしいれる)ためにわざとそのようなクレームをアマゾンサポートに連絡しているかのいずれかです。

ですから、真贋調査の多い商品というのは、仕入れしやすくライバルセラーが多いカテゴリ、たとえば家電やおもちゃのカテゴリです。また一部の化粧品も海外ブランドの偽物が出回ることがあるため、購入者からのクレームにつながるケースもあります。

化粧品の場合は、普段使っているものと色が違う、肌のノリが違う、匂いが違うなどで偽物ではないかというクレームにつながりやすいです。

逆に、真贋調査の通知が少ないのは、ドラッグストアや食品カテゴリの商品です。

これはおそらく単価が低いため偽物を作るメリットがあまりないというのと、偽物を作る経費が大きいからでしょうか。偽物を作って売っても利益が薄いと意味がないですからね。(単価の高い人気商品のコピーを安価で作ると最も儲かります。)

なお、ライバルセラーからの悪質な偽物報告による妨害については、こちらから何か対抗する術はありません。唯一できることはライバルが少ない商品を扱うことですが、多かれ少なかれライバルが存在するものですので、これはもう何か具体的な対策はなさそうです。

 

真贋調査を受けたら対応すること

真贋調査の通知が届き、当該ASINの商品が売れなくなってしまったら、本物ということを証明できる商品だということを示す資料を提出する必要があります。

が、正直なところ提出するべき資料を準備できる人は稀でしょう。

たとえば正規メーカーからの請求書であるとか、正規代理店と証明できる店舗からの仕入れ伝票など、とにかく仕入れ元が本物を扱っていることを示す資料が必要になりますが、正規ルートで仕入れているアマゾンせどり転売プレイヤーは非常に少ないでしょう。

僕自身も正規メーカーなどとの取引は少なく、楽天やヤフショなどの店舗(いわゆる小売り)で仕入れている金額が多いです。

ですから、僕の個人的な見解としては、真贋調査通知を受け取ったセラーでの当該商品の販売は諦めて別セラーで売りましょう、というのが答えになるかなと思います。

  1. 真贋調査通知を受け取ったら無視
  2. 当該商品は返送手続き
  3. 別セラーに納品しなおして販売継続

 

真贋調査の通知を受けたらまとめ

ということで、今回は「アマゾンせどり転売で真贋調査の連絡が届いたら対応すること」について整理してみました。

僕は毎月数千点の商品を売っていますが、真贋調査の通知はこれまで数えるくらいしか受け取ったことはありません。しかも販売が強制的に停止になるレベルの真贋調査を受けたことは1度しかありませんので、そこまで心配することはないのかなと。

これは僕がドラッグストアや食品など真贋調査を受けづらいカテゴリばかり扱っているからということもあるでしょうが、できるだけライバルが少ない商品を選んだり、メーカーから安く仕入れるためのルートを探ったり、むやみに価格競争を仕掛けないなど、ライバルセラーが怒らないようにすることも大切な対応なのかなと思います。

それではまた。