アマゾン販売の取引先(問屋メーカー)の探し方や調べる方法

リピスタ神です、こんにちは。

ここ数日、アマゾンせどり転売と、メーカーや問屋との取引についてコメントさせてもらってます。

新規の取引については昨日の記事を参照いただくとして、本日は取引先となるメーカーや問屋をどのようにして探すのか、そしてどのように取引を始めるのかについて、僕の経験を踏まえて解説してみたいと思います。

メーカーや問屋と取引を始めるには

アマゾンせどり転売セラーが問屋やメーカーと契約する方法

2019.10.29

なお、このような取引に正解はなく、一応僕なりの経験談を交えて「こうするといいんじゃないかな?」というアドバイスと共にコメントしますので、今後の取引の参考になれば嬉しいです。

新規取引先を開拓する

誰かの紹介というケースを除き、ほぼすべての取引は、どちらかからのラブコールがスタートになります。

つまり、「私、あなたと、取引したい。」という連絡を取ることからすべては始まるわけですが、基本的に相手から私たちにラブコールが届く場合はだいたいがダメ商品なので無視しましょう。

利益が出る取引は、私たちからメーカー・問屋に連絡を取る以外にスタートラインには立てません。

太郎さん
どんなメーカー・問屋と取引すればいいの?

疑問を持つ人が多いと思うので、今日はそのあたりを重点的にお伝えしましょう。

メーカー・問屋の探し方、見つけ方

大前提として、取引先を探す際には、あなたがどんなジャンル・カテゴリの商品を扱いたいかを決める必要があります。

問屋取引が得意な友人で、ツールを利用して月商500万円を安定的に継続している第一人者から言わせると、とにかく価格差のあるものを売れればいいから、ジャンルは何でもOKなんて答えもありますが、まず最初は何らかのカテゴリに特化するのが賢明です。

そして、個人的におすすめは食品カテゴリですね。

食品は全体的に価格が安く、賞味期限があり、常に商品が動くので、初心者でも参入しやすいです。

もちろん、ドラッグストア系でも、スポーツ系でも、自動車系でも、自分の扱いたいものが決まるならそれでOKです。

ここでは食品カテゴリにしたとして、次に調べるのがどういったメーカーや問屋があるかです。

ルート的には2パターンありまして、1つがウェブから食品問屋を調べるパターン。もうひとつがアマゾンの商品ページからメーカーを調べるパターンです。

ウェブ検索で問屋を開拓する

簡単に言えば、「食品問屋」で検索して、出てくる会社に対して片っ端からリストアップして、

  • 住所、電話番号、規模
  • 取り扱いメーカー
  • 取り扱い商材

など、わかる範囲でデータ化(エクセルにリスト化)していきます。

ジン
僕ら自身が個人事業主や零細企業ですから、相手も小さな会社のほうが取引しやすい傾向にありますね。

時間があれば、それぞれの会社のウェブサイトをくまなく見て回り、取引条件など記載がある場合にはメモしておくのも良いでしょう。

ある程度リストアップできたら、あとは順番に電話をかけたりメールをしたりして、新たに取引をしたいこと、自分の会社で扱いたい商品のこと、アマゾンで販売していること、個人(法人)取引であることなどを確認してみましょう。

脈ナシなら無視されるか断りメールがすぐに届きます。

可能性があるなら詳しく打ち合わせする日程の話になったり、企業概要や決算書等の資料を送ってほしいなどと言われることもあります。

アマゾンの商品ページからメーカー・問屋を逆引きする

自分が取り扱いたい商品があったとして、その商品のアマゾンページを見ると、↓画像のあたりにメーカーの記載があるのがわかると思います。

画像はある醤油なんですが、「丸中醤油」というメーカーが作っていることがわかりましたので、「丸中醤油」をウェブで検索。

すると丸中醤油のウェブサイトが出てきますから、あとはここに電話をして取引したいとオファーするだけですね。

次郎さん
こんな立派なメーカーだったら、きっと断られるでしょ。
ジン
え?なんで何もやってないうちからそう思うんですか?
次郎さん
なぜと言われると・・・

とまあ、こんなやり取りを過去のコンサル生さんともたくさんやってきました。

でも、連絡してみたら意外といい感じにトントン拍子で取引が決まってしまうことだってあるし、こちらからアクションしてみないと相手は何もわかりませんからね、とにかく行動あるのみですね。

メーカーから問屋を紹介されることもあります。

メーカーに連絡をすると、「当店はすべて一次卸の〇〇問屋さんを通してお取引させていただいているので、〇〇問屋さんへ連絡してもらえますか?」といった返事をもらうことがあります。

その場合は、〇〇問屋さんに連絡して、取引したいと相談していく流れですね。

これは結構ラッキーなケースで、メーカー側から取引OKを事前にもらっていれば問屋としては契約するしかないので、問屋が取り扱っている他の商材も一緒に取引できるようになる場合もあります。

メーカーや問屋を調べる方法まとめ

ということで、今回は簡単にメーカーや問屋を調べる2つの方法をお伝えしました。

メーカーと問屋とどちらと取引すればいいのかという点については、個人的にはメーカーよりも問屋のほうがいいかなと考えています。

メーカー直のほうが中間コストがないから安く仕入れられるかと思いきや、問屋は取引先全体でメーカーに発注できる権利があるので、スケールメリット的には問屋のほうが優遇されるケースも多いです。

たとえば、メーカー取引が6掛けのところ、同じ商品を問屋に聞くと5.5という場合もあるんですよね。

おそらく問屋は5で仕入れて0.5利益を乗せてこちらに流しているのだと思いますが、それでもメーカー直取引より0.5有利ですからね、問屋経由のほうが良いという判断になります。

しかも、ある程度大量の注文をするとメーカー取り寄せになることが多く、問屋は伝票だけ回して、品物はメーカーからそのままこちらに発送となります。

つまり、問屋は伝票を右から左に流すだけで儲かりますから、大量に注文する私たちは問屋にとって有益な顧客、大歓迎の取引先なんですよね。

取引を始める際には、問屋さんが幸せになれる未来のイメージを見せてあげることで、取引を始めるメリットを感じてもらうというのが大切かなと。

ではまた、リピスタ神でした。