リピスタ神です、こんにちは。
本日は、【ドラッグストアカテゴリやビューティカテゴリの手数料が値下げされます】という件についてお伝えします。
数年前からアマゾンの販売手数料はコツコツと値上げ傾向にあったかと思います。
僕の会社の決算でも、売上額が似たようなものなのに、アマゾン販売手数料は1億円に対して100万円以上増えているという数字が出ています。
たった1%だとしても、売上が大きくなればなるほど財布に響いてくることは間違いありません。
ですが、今回は2019年9月1日から2021年2月28日までの1年半、ドラッグストアやビューティといった僕の主要カテゴリで10%の手数料が8%まで引き下げとなりました。
今日はこのあたりについて、掘り下げてみます。
販売手数料引き下げ適用範囲について
今回アマゾンから発表のあった販売手数料の引き下げ、および最低手数料の設定については以下のとおりです。
すべてのカテゴリーで商品ごとに30円の最低販売手数料を導入する。ただし、食品&飲料とメディアのカテゴリー(本、ミュージック、ビデオ、TVゲーム、DVD、およびPCソフトを含む)は除く。たとえば、15%の販売手数料が請求されているカテゴリーでは、この変更は200円未満の商品に適用される。
腕時計カテゴリーについて、並行輸入品および逆輸入品に対する専用の販売手数料は廃止される。上記の販売手数料のプロモーション期間中、並行輸入品および逆輸入品を含む全ての腕時計カテゴリーの商品について、売上合計が10,000円までの部分には15%、10,000円を超える部分には5%の販売手数料が請求される。
★ビューティ、食品&飲料、ドラッグストア
10%→8% ただし、売上合計が1500円以上の場合は適用除外★ベビー&マタニティ、ペット
15%→8% ただし、売上合計が1500円以上の場合は適用除外
せどり転売を行っている方で最も多くの影響を与えるのはこの5カテゴリになるかと思いますが、金額が小さい商品を販売している場合には今回の手数料引き下げの恩恵は大きくなるかなと予想できます。
一方、僕のように1点あたりの商品単価を最低でも2000円以上程度にしている場合には、残念ながら今回の販売手数料引き下げプロモーションはあまり関係なさそうだ、と言えそうです。Σ(゚Д゚)
低い単価の商品を仕入れるチャンスか?
さて、上記のとおり1500円以下の商品について、9月1日からおよそ1年半の期間のみ販売手数料が引き下げられるわけですが、これは低単価の商品を仕入れて販売するチャンスになるでしょうか?
現実的には、あまり意味がなさそうな気がします。
とはいえ、これまであと100円儲かれば仕入れるのになぁと考えていた商品が多い場合には、今一度販売手数料を再計算してみるのは時間の無駄ではないでしょう。
ドラッグストアやビューティカテゴリには、1000円そこそこのサプリメントや化粧品は多数ありますし、特にパウチ系のサプリメントなどは1000円を切る商品も多数ありますから、これまで価格だけを見て取り扱いをやめていたものも、もしかしたら仕入れ候補に挙がってくるかもしれません。
最後になりますが、残念ながらアマゾンシミュレーターでは今回の手数料値下げプロモーションの差異は反映されていませんのご注意くださいね。
ではまた、リピスタ神でした。