明日からのタイ、ダイビング旅行の準備でドタバタしているリピスタ神です、こんにちは。
毎年恒例のタイはシミラン諸島をクルーズしながらダイビング三昧の4日間。
毎年お世話になっているイーダイブさんの船で今年も潜ります。
さて。
今回は「せどり転売に使える株主優待券」について整理してみたので、情報をシェアしますね。
なぜこの時期に株主優待券を取り上げるのかなんですが、先日コンサル指導をしている方とやり取りしてる中で、
という話があって、ああなるほど、売る側の視点で調べている人もいるかもしれないから、一度情報整理してブログ記事しておくと、そういう人が僕のブログに訪れてくれるかもしれないなと。
整理してみるとかなり有益な情報だなと思ったので、読者の皆さんにもシェアしますね。
せどり転売と株主優待券
僕はこれまで『仕入れが有利になる株主優待券』という目線でしか、株主優待券を見てきませんでした。
実際に株主優待券を使って割引価格で仕入れることができたり、金券みたいな形で利用できたり、その恩恵は実は今でもしっかりとコッソリと受け取っていたりします。
が、一部の人は優待券付きの株式をクロス取引やつなぎ売りで売買し、さらにそこで手に入れた株主優待券を売ることでプラスの利益を狙うという層がいるということを知りました。
株主優待券を商品として捉え、その商品を限りなくゼロに近い仕入れ値で手に入れて販売する。
そういうビジネスもあるんですね。
クロス取引やつなぎ売りという手法は比較的安全に(損を出さずに)株主優待券の権利を得る売買手法として認知されています。
しかしながら、そういった手法を使ったとしてもリスクはゼロではありませし、株価の変動によっては株主優待券を売る利益以上の損失を被る可能性があることを理解した上で取引してくださいね。
株式取引は常に自己責任であるということを踏まえて、今回の記事も参考にしてください。
せどり転売の仕入れに使える株主優待券
ではまずは株主優待券のメインの使い方である、株主優待券を仕入れに活用する方法と、代表的な優待券についてお伝えします。
様々な上場企業が優待券を出していますが、せどり転売に使えるものという意味では、以前別記事で紹介したヴィレッジヴァンガードの優待券は結構人気がありますかね。
他にも、ヤマダ電機は購入額1,000につき額面500円の優待券1枚使えるものを出してますし、ビックカメラも買い物券という優待券を出してます。
ネット上で使えるものというよりは店舗で使えるもののほうが多い印象がありますので、特に店舗せどりを好む人は株主優待券についても研究される良いでしょう。
とりあえずここでは、主にせどり転売に利用することで利益を拡大できる株主優待券についてピックアップします。
ヤマダ電機の株主優待券
商品代金1,000円ごとに額面500円の優待券を使えます。たとえば1万円の商品なら、優待券5,000円分使えるという感じ。
ヤフオクでは、この額面500円の優待券が5枚2,000円くらいで落札されている履歴がたくさんありますね↓。(送料は100円くらいで別)
2500円が2000円で買えるので、およそ20%引き。そしてこれを1000円につき500円分使えるということなので、実質的な割引率は半分で10%。
十分利益に貢献してくれるレベルですよね。
ノジマの株主優待券
ノジマも家電仕入れではお馴染みの優待券ではないでしょうか。
ノジマの優待券は10%割引というタイプで、1万円の買い物につき1枚利用して最大1,000円割引になりますから、任天堂スイッチを買う場合は3枚利用して3,000円割引を受ける感じでしょうか。
ノジマネットだと個人情報で株主かどうかのチェックが入るようなので、利用する場合は店頭のみになります。
この優待券がヤフオクでは1,000円~3,000円くらいで落札できるので、実質割引で5~9%くらいになるかなと思います。
また、優待券と合わせて来店ポイント券がセットになっているオークションも多いので、それを考慮するとほぼ10%近くの割引率になるイメージです。
ヴィレッジヴァンガードの株主優待券
過去に別記事でも紹介したヴィレッジヴァンガードの優待券です。
詳しくは↓の記事を参照ください。
フジフィルムの株主優待券
一時期フジフィルムのサプリメントや化粧品を転売して儲けている人たちがいて、ヤフオクでもフジフィルムの優待券が高騰した時期がありました。(2019年秋~)
ですが、2019年11月12月あたりからでしょうか、真贋調査が入ったり、商標権侵害のクレームが入ったりして利用者が激減した結果、ヤフオクではフジフィルムの全商品を30%OFFで購入できる優待券が数百円で購入できる状態になっています。
アマゾンでは販売することができませんが、ヤフオク、メルカリ、ラクマあたりで販売できれば多少は利益を受け取れると思います。
販売目的で株主優待券を手に入れる
ここまでヤフオクなどで株主優待券を購入して仕入れに利用するという視点から見てきましたが、ここからは優待券を売るという視点で株主優待券を見ていきます。
大前提としては、これら株主優待券の権利確定日を狙って『クロス取引』『つなぎ売り』でノーリスクに近い状態で優待券だけを取りに行くという発想になりますので、証券口座を持ち、株式取引ができるという人向けの話になります。
大手家電店の株主優待券(金券扱い)
ビックカメラ、ジョーシン、エディオンといった大手家電店が株主優待券を発行しています。
優待券の権利判断は各社それぞれ設定があるので調べていただくとして、これらの株主優待券についてはヤマダやノジマと違って金券扱いで使えるものになります。
ヤフオクなどでは額面通りかそれ以上の価値として販売されるケースが多く、Tポイントの消化などに使われている印象が強いですね。
額面価値と同じかそれ以上で取引される株主優待券は『販売する側』にとってメリットが大きいので、仕入れに使うという発想ではなく、株主優待券そのものを売るという発想で見ていくようにしましょう。
ブックオフの株主優待券
店舗系中古せどらーに人気のブックオフの優待券もヤフオクなどで頻繁に売買される優待券です。
株主優待券も商品になりますから、販売しやすいかどうかをリサーチしてから狙いを定めましょう。
僕は店舗仕入れしませんが、ブックオフに頻繁に行く人は株式を買って常に権利を持っておくのも良いアイデアかと思います。
優待券はヤフオクが一番の売り場所になるので、「〇〇 株主優待券」で検索して過去の取引履歴をチェックし、直近でたくさん落札されているものを選ぶのがいいですね。
ANA,JAL,JR東日本など旅行系の株主優待券
僕はよく新幹線に乗りますが、その際に利用するのがJR東日本の株主優待券です。これも結構頻繁に落札されていますね。
JALやANAの優待券は飛行機に乗るのが趣味の人たちに多数利用されますし、実質的に割引になるという優待券は一部のコアなユーザーに常に一定の価格で安定して売れるので、販売する側としては確実な需要と販路が確保できているので安心ですよね。
せどり転売に使える株主優待券まとめ
ということで今回は、株主優待券にスポットをあてて、せどり転売で使えるものと、優待券そのものを商品として考えてリスクの少ない株式売買で手に入れて売るという発想について整理してみました。
クロス取引はリスクが少ないとはいえ、やはり株式売買をするという時点で固定される資金も必要となりますし、株主優待券を仕入れて売るという考え方は正直すべての人に推奨するような方法ではありません。
一方、ヤマダやノジマの優待券であればヤフオクでいつでも落札できますから、手軽に仕入れに使うことができますね。
株主優待券を使ってより利益率を高めつつ仕入れる具体的な買い方については、また明日詳しくケーススタディをシェアしますね。
ではまた、リピスタ神でした。